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学童保育 指導員 なり手ない 

学童保育 指導員 なり手ない 全国連協初の調査 欠員、自治体の1割
 全国学童保育連絡協議会(全国連協)が実施した「学童保育指導員の欠員状況調査」で、学童保育指導員の働く条件が劣悪なために欠員が広がっている状況が明らかになりました。
 学童保育の指導員の欠員状況が調査されたのは初めてです。学童保育のある千六百二十四の自治体を対象に調査し、回答を寄せた千四百八十七自治体(91・6%)のうち百五十三自治体が「欠員がある」と答えました。七十五自治体が、四分の一以上の学童保育室に欠員があると答え、うち三十六自治体は半数以上の学童保育室に欠員があるとしています。
 指導員の安定的確保のために何が必要かという質問への回答のトップに「年収を増やすなどの労働条件の改善」があげられました。
 「退職者が後を絶たず、欠員になってしまう」「募集してもなり手がいない」などの声はこれまでにも全国連協に寄せられてきました。
 全国連協が二〇〇七年に行った指導員の労働条件の調査では、52・7%の指導員が年収百五十万円未満であり、91・0%が年収三百万円未満です。勤続年数が増えても賃金が上がらない状況に置かれている指導員が半数を超えます。
 国は今年二月、「新待機児童ゼロ作戦」とうたって、学童保育の利用児童を十年間で三倍にする計画を決めました。指導員も三倍化するとなると、二十万人を配置することになります。指導員の安定的確保は、学童保育を増設していくうえで大きな課題ですが、国はその配置基準すら示していません。
 全国連協の真田祐事務局次長は、「どんな状況を欠員とするかも自治体によって異なり、欠員の有無を把握していない自治体も二割近くにのぼります。欠員がある自治体では問題は深刻になっています。国が指導員の安定的確保のための条件整備に足を踏み出さないなかで、欠員の状況を調査すること自体に大きな意義がありました。労働条件の整備が待ったなしの課題だということが明らかになりました」と話しています。31日 赤旗
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  放課後の居場所、特に低学年の子ども達が安心して友達と過ごす学童保育は今どの地域にもありなくてはならないものになっています。働く親にとってもとれだけ安心かしれません。そして指導員の実践検討会に参加しても、学校とは違う役割、学校ではかかわることが困難なケースでも、子どもとの素敵なかかわりが報告されています。学童保育の教育的意義は大きいと言えます。その指導員に若い人がたくさんなって毎日子ども達と一緒に奮闘しています。しかし、労働条件、特に給料がとても安くまともな生活が出来ない、結婚もできないのが現状です。国も学童保育の必要性を認めるようになりました。これは各地の作ってほしいという運動の成果でもあります。 十年間で三倍にする計画を決めたそうですが、そのためにも指導員の配置基準をしっかり決め、賃金基準も安定したものにしなくてはいけません。予算措置も講じて指導員が安心して働けるようにと思います。

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行事

 今までのすばらしい秋晴れとは打って変わって、雨が降ったりやんだりの肌寒い日が続きます。朝の雨で2日ほど朝、登校の道へ行くのを休みました。今朝もぱらっと降ったりやんだりの天気でした。車がつらなる横を自転車の高校生が通ります。この高校生達も大変です。天気のよい時はよかったものの、雨の時はどうするのでしょう。笠差しは禁止だし、バス通学になるのでしょうか。家からバス停まで遠い人は雨でも自転車で、ということもあるでしょう。バス賃もかかるので自転車という人もいるでしょう。とにかく天気の悪い日が多くなるこれからが大変です。学校の玄関にバスが入ってきました。5年生が連合音楽会に出かけるようです。そして駐車スペースに三角コーンが置いてありました。子ども達の話から消防車を描くようです。以前の写生会です。こうした音楽会や写生会などの学校行事は教育活動の大事な側面として今までいろいろいくつも取り入れられてきました。マラソン大会や収穫祭などもそうです。そうした活動場面や練習の時に、授業では目立たなかった子が力をつけ、結果を出すこともあります。しかし授業時間確保ということで行事が削られ、マラソンやスキー遠足などをなくした学校も少なくありません。また、それらが行われても、準備や練習時間を極端に短くして、済ましたというのも増えています。行事があればいい、多ければいいというものではないし、その練習や行事で何をねらうかということが大事なのだろうと思います。また、練習が楽しくないしつらいからやめるというのも正しくないと言えます。一つのことをみんなで力を合わせて成果を発表する行事では、やはり授業にはない何かが学びとして残るのではないでしょうか。また、マラソンのように個人のがんばりかもしれませんが、練習を続け当日完走するという経験も、一つの大事な学びになるのではないでしょうか。

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学校読書調査 小中生、冊数で過去最高

学校読書調査 小中生、冊数で過去最高/女子共感、ケータイ小説 毎日
 毎日新聞が全国学校図書館協議会(全国SLA)の協力を得てまとめた「第54回学校読書調査」で、読んだ本の冊数が小中学生で過去最高に。全く本を読まない割合も、小中学生は過去最低だった昨年と同率だった。ケータイ小説は小学生にも読まれるようになり人気は続くが、読んだ経験の有無で「便利」と「面倒」と、正反対の印象が持たれていた。【相良美成、田村佳子】
 ◇「家族と」10年で減、学校の一斉読書は浸透
 小学校入学前に家族に本を読んでもらった経験は「よく読んでもらった」「時々読んでもらった」を合わせると小中高とも6~7割の高率で、同じ質問をした98年調査と大きな差はなかった。
 しかし細かく見ると、小中高全部で「よく読んでもらった」は横ばいか増加しているのに対し、「時々読んでもらった」は減少。小中高すべてで「全く読んでもらわなかった」が増えている。全体的には、家族の読み聞かせは10年前よりも減っていると言える。
 小学校低学年の時、教師に読み聞かせをしてもらった体験は、小学生が「よく」と「時々」を合わせて約6割で、10年前とほぼ同じ。中学生は57%、高校生は54%とともに15ポイントの大幅増となった。この10年間で、学校での一斉読書活動が広がったことが、反映したと見られる。
 読み聞かせと読書量の関係を見ると、「家族に本をよく読んでもらった」小学生で5月に全く本を読んでいなかった児童は3%だが、「全く読んでもらわなかった」児童では8%に上る。中高生でも全く本を読んでいなかった割合は「家族によく読んでもらった」生徒が最も低い。幼児期に読み聞かせ体験があったほうが、読書好きになると言えそうだ。
 ◇「なし」高校生半数 「バッテリー」人気続く
 5月の1カ月間で読んだ本(教科書、参考書、マンガ、雑誌等を除く)の平均冊数は、小学生が昨年比2・0冊増の11・4冊で、これまでの最高だった06年の9・7冊を大きく上回った。中学生の平均冊数も0・5冊増の3・9冊で過去最高。高校生は1・5冊で、0・1冊の微減。一冊も本を読まなかった割合(不読率)は、小中学生は過去最低を記録した昨年と同率で、それぞれ5%、15%。高校生は4ポイント増の52%だった。
 5月に読んだ本は、小学5年生以上では男女学年を問わず「バッテリー」(あさのあつこ著)、「ホームレス中学生」(田村裕著)など、映画やテレビドラマ化された作品が広く読まれた。
 女子の間でのケータイ小説人気は、今年は小学女子にも波及。「恋空」(美嘉著)が小学5~6年生で2位に入った。「恋空」は中学1年~高校2年の女子全学年で1位、高3女子でも2位だった。高3男子でも1位を占めたが、女子ほど多くのケータイ小説は読まれておらず、映画化され、話題になったことの影響と見られる。
 雑誌の5月1カ月の平均読書量は、小学生が5・9冊(昨年比0・8冊減)、中学生は3・4冊(同1・5冊減)、高校生は2・7冊(同0・7冊減)と、小中高すべてで昨年を下回り、中高生はともに過去最低。雑誌の読書量は86年をピークに減少を続けてきた。昨年は小中高すべてで前年を上回ったが、一時的な現象に終わった。
 一冊も読まない児童・生徒は、小学生28%、中学生35%、高校生38%で、小中高ともに昨年比5ポイント増加した。中高生は過去最高の数字で、雑誌離れの傾向は強まっている。
 読まれている雑誌の1位は、男子は小学生が「月刊コロコロコミック」、中学生以上は「週刊少年ジャンプ」。女子は小学生が「ちゃお」、中1「ピチレモン」、中2~高1「SEVENTEEN」、高2「Popteen」、高3「non・no」で、男子はマンガ、女子はファッション誌が上位を占める。
 ◇中高生「6割」なし
 教師あるいは家族から「最近、本を読むことを勧められるか」をそれぞれ聞いた。「よく勧められる」「時々勧められる」合わせて5割を超えたのは、小学生の「教師から」だけ。小学生では「家族から」も5割に近いが、中高生では教師、家族どちらからも「全く勧められない」「あまり勧められない」が合わせて6~7割に達している。
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 これは調査ですが、読書は催促されて、また読書量のパーセントを上げることがねらいではないことは誰もが知っていることです。自分で読み始めて、おもしろい、楽しいと実感できればしめたもの、そこへ行くまでに、読み聞かせがあり、教師からの薦めがいるのだと思います。テレビや映画化されたものがよく読まれるのも今の世相です。とっかかりはどこからでも いいのではないでしょうか。朝、手提げ袋に本を入れて登校する子も目につきます。読書の時間、図書室に行くと、図鑑しか見ない子もいるし、誰かとグループでしゃべりながら見ている子もいます。一人静かに読むのが基本ですが、楽しければ少し騒がしくてもこんな読み方もいいのではと今は思います。読書週間です。たくさんの本に触れる機会としたいものです。

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地上デジタル放送:小中高、対応TVわずか1% 

地上デジタル放送:小中高、対応TVわずか1% 文科省、整備費を半額補助へ
 全国の小中学校や高校に設置されているテレビ約62万台のうち、地上デジタル放送に対応しているのは約1%にすぎないことが、文部科学省の調査で分かった。未対応のテレビは、11年7月のデジタル放送完全移行後は視聴できなくなる。テレビは教育目的のほか、災害で避難所になった際にも必要となることから、文科省は来年度から整備費の半額を補助する方針を決めた。
 文科省によると、テレビの台数は▽小学校約38万台▽中学校約14万台▽高校(特別支援学校も含む)約10万台。今年2月、全国の小中高校2724校を抽出して調べたところ、デジタルテレビは約1%しかなかった。ほとんどすべての学校で、デジタルテレビへの買い替えか専用チューナー購入が必要になる。
 デジタルテレビは1台15万円前後(42インチ)で、専用チューナーは2万円前後。多額の費用がかかるため、どの自治体でも導入が進んでいない。そこで国は購入費や工事費の総額の半分を補助することを決め、9月、全国の自治体に対応を急ぐよう通知した。補助は11年度までの3年間で総額345億円を予定している。
 文科省は「パソコンやデジタルカメラと接続できるデジタルテレビを活用すれば、新たな授業もでき、学習効果も上がる」(生涯学習政策局)とデジタルテレビへの買い替えを勧めている。
 しかし、半額の補助があっても自治体の負担は大きく、台数を減らすことを検討している自治体も。高知市教委は「リアルタイムでテレビを見るケースは少ないので本当に必要な台数を検討したい」と話す。財政の厳しい自治体が多い中、デジタル放送への対応が国の計画通りに進む保証はないのが現状だ。【三木陽介】
                    毎日新聞 2008年10月27日 東京夕刊
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 テレビは簡単には壊れにくく、教室にテレビがありますが古くても映っています。しかしこの状態がややこしいので、画面は暗く、快晴の日などはカーテンを閉めても光の反射と明るい場所が鏡のように映って見づらくなります。またビデオを使った授業もよくあるのですが、ビデオテープのデッキをテレビに接続しても機種の相性がよくないせいか、映らず参観日などで慌てたことも何度かあります。こんな時に新しいテレビだときれいでいいだろうなと思います。基準があり何年か後には更新になっているようですが、その期間が長くたまらないなあと思っていました。地デジだと画面もきれいで子ども達もどんなに喜ぶでしょう。授業でのテレビは子ども達も大好きで新しいのがあればいいなあと思います。更新の場合、安くはないのですが、それでもこうしたことにお金がかかっても必要なことと思います。教育機器は使い方にもよりますが必要なもの、半額以上の支援が求められます。

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教員免許更新制へあと半年 予備講習の満足度にばらつき 

 教員免許更新制へあと半年 予備講習の満足度にばらつき 2008.10.22 08:12
 教員の指導力向上を目的とした「教員免許更新制」のスタートまで、あと半年。試行期間として各地の大学で行われている予備講習では、「受講者のニーズに合わせた授業が難しい」などと試行錯誤の状態が続いている。大学の講習によって免許更新する新制度への抵抗感も教師側には根強いが、文部科学省は「講習の質を高めれば不満は解消する」として、大学側に改善を求める考えだ。(鵜野光博)
 「受講者が小学校の先生なのか、中学校の先生なのかを事前に確認していなかった」
 こう話すのは、新潟県の大学の予備講習担当者。同大では「算数指導の改善」をテーマにした複数の講習を開いたが、満足度が17~48%と大きくばらつき、その反省点が「受講者を知らなさすぎた」。今後は事前アンケートの質問項目を増やし、改善する予定だ。
 「講義はよかったが、評価テストがかなりの負担」「内容が高度すぎて分からなかった。もっと学校現場に密着したものにして」
 鹿児島大学学長補佐の大坪治彦教授は、こうした受講者の声を紹介し、「大学人の指導が、現場の目の肥えた先生に響くかどうか、心して責任を果たさなければならない」と話す。
 予備講習を行う学校は現時点で大学など126校、1031講座あり、「なぜ人を殺してはいけないのか?」(山形大学)といったユニークな選択科目も。試行期間は自己負担の受講料(3万円)が無料とあって、一部の講座では申し込みが定員の10倍を超えることもあった。
 そもそも、免許更新の講習を大学で行う理由について文科省は、「教師の知識や技能を最新のものへブラッシュアップするため」(教職員課)と説明する。
 これに対し、私立狭山ヶ丘高校の小川義男校長は「現場経験を積んだ教員に対して、大学教授がその免許を更新すべきかどうかを判断できるわけがない」と一蹴(いっしゅう)し、「教員の不安を増すだけだ」と指摘。神奈川県内の男性教諭(43)は「大学で机上の話を聞いて免許を更新する意味が分からない。30時間も使うなら、その時間を部活や本来の教育活動に当てたい」と、職員室にくすぶる不満を代弁する。
 しかし、免許更新制度の来年度スタートは既定事項。「制度が決まったわけだから、それを生きたものにするため、いやいやの受講ではなく、少しでも役に立つ講習になるよう工夫したい」と大坪教授。文科省は今月28、31の両日に、予備講習を開設した学校の担当者を集め、講習の質向上に向けた意見交換を行う。
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 予備講習から問題ありきの教員免許更新制です。試行期間は自己負担の受講料(3万円)が無料ですが、本格実施からは文字通り自己負担、そして地元に大学がない人は、定員の関係もあって遠い大学に出かけることもあるそうでその場合の交通費、宿泊費も自己負担です。そんなの困る、受けないとは言えない講習です。忙しい日々の現場で30時間も割いて受講する方も大変です。そのことで学べるものが大きいなら我慢もできるのでしょうが。更新ですから条件が整わない人には交付しないこともあることになります。これは問題です。この教員免許更新制は即廃止しかありません。

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「育児俳句」のすすめ 発見・感動、すぐ詠んで

「育児俳句」のすすめ 発見・感動、すぐ詠んで
 「育児日記をつけたくても、時間のゆとりが……」。そう嘆く親は少なくない。私にも5歳の息子がいるが、記録はもっぱらケータイ写真。かわいい盛りのせりふやしぐさを、記憶にとどめる方法はないか。そんな模索の折、毎日俳壇選者の西村和子さん(60)に「育児俳句」を勧められた。「短さが俳句の特長。多忙な現役世代にこそ、作句を勧めたい」と西村さん。句会に参加し、「十七文字の育児記録」に挑戦した。【斉藤希史子】
 句会は西村さんのエッセー集「俳句のすすめ--若き母たちへ」の刊行を記念し、版元の角川学芸出版が企画した。初回は10月4日、“母親予備軍”も含め、34人が参加して東京都内で開かれた。最年少は11歳。号(ペンネーム)をもつ人や、30歳前なのに句歴20年という猛者も。初心者の私はのっけから圧倒されたが、雰囲気は和やかだ。
 句会は通常「出句→清記→互選」と進む。今回は、参加者の事前投句5句(計170句)を事務局が印刷してくれたため、自己紹介の後は互選に進んだ。作句はもちろん、素人には選句も難しい。悪戦苦闘の末、5句に絞り用紙に記入。集計するのかと思いきや、全員の選句170句が、朗々と読み上げられた。これを「披講」という。読まれる度に、作者は名乗りを上げる。
 「かつて詩歌は、音韻で味わうものでした。現代では句会の場で音読の時間を持つことができます。耳で味わうと、また新たな発見があるでしょう」と西村さん。互選で人気の高かったのは、出産して2カ月という「佳子」さんの2句と、11歳の「まり子」さんの1句だった。
 我知らぬ本能のあり稲実る
 母といふ戻れぬ道や吾亦紅(われもこう)
 動物としての本能を初めて自覚した感慨。ふとよぎる「気楽な娘時代」への懐かしさ。新米の母たちが例外なく味わってきた思いを、言葉の網で見事にすくい取っている。
 ひざかりのだれもすわらぬベンチかな
 俳句の極意は「盛り込みすぎず、1句のテーマは一つにしぼること」。そして「余韻を残し、読者の想像にゆだねること」とまり子さんに教えられた。
 火柱が産道抜けし夏の朝
 大仏を抱くに似たり昼寝の子
 水無月の水曜生まれよく泣く子
 恥ずかしながら、この3句は私の作。最も多くの点をもらったのは最初の句だが、西村さんの講評は「生々しすぎる」。他の2句のように「ユーモアの漂う作の方が好ましい」との指導を受けた。採られなかった句は「いじり回して直そうとせず、潔く捨てるのも大切な心得」という。
 育児俳句について参加者に聞くと、「育児記録として最適」との声が多かった。だが、「母であることを忘れられる一瞬」という人も。愛知県から参加した吹原和子さん(40)は「祖母が孫、つまり私を詠んだ俳句の存在を知り、血のきずなを感じました。反抗期の長男とも、今は俳句が唯一の『共通語』です」。
 西村さんから母たちへの助言は「細々とでもいいから続けること」。自身、育児に忙殺された時代にも、恩師の励ましで句作をあきらめなかった。
 日傘より帽子が好きで二児の母 和子
 どこへ行くにも、左右に小さな手を引いていた日々の「自画像」は、子供が独立しても色あせない。「現役を退いたら俳句でもやろうと考えている人は、ぜひ今、始めてほしい。特に育児中は、句材を探さなくても子供が発見や感動を与えてくれるのですから」と西村さん。感動をすかさず十七文字で詠みとめていけたら、いつか自分だけの育児アルバムができるだろう。 毎日新聞 2008年10月25日 東京朝刊
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 育児の記録は写真やビデオと誰もが思いますが、俳句というのはそれもそうだなと思いました。俳句や短歌は小学生も大好きで、基本的なことを教えると素敵な句を作ってきます。つまり言葉遊びの感覚で楽しめるのです。大人社会でも俳句は一定のブームとか、新聞や雑誌の投稿欄にその多さを見ます。盛り込みすぎず、1句のテーマは一つにしぼること、余韻を残し、読者の想像にゆだねること、ユーモアの漂う作の方が好ましい、特に育児中は、句材を探さなくても子供が発見や感動を与えてくれるのですから、などの指摘はなるほどなあと思った。

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新採教員を支援する教育行政を求める

『新採教員を支援する教育行政を求める
          1年目で退職させられる教員の数値発表に対して』
 2008年10月21日 全日本教職員組合 書記長 東森 英男
 文部科学省は10月17日、2007年度に採用された教員のうち、2008年度に採用されなかった人数が301人となっていることを発表しました。
 この人数は、昨年発表の2006年度採用者で2007年度に採用されなかった教員数の295人を上回っており、2001年度55人であった数からみれば5倍以上となっています。
 2008度不採用となった301人の内訳をみると、「依願退職」が293人、死亡退職5人などとなっています。これまで報告された事例によれば、「依願退職」の中には、「経歴に傷をつけないために」などと管理職などから強要されて退職願を提出したものが少なからず含まれていることが推察されます。
 教師を志して教員の仕事を始めた青年が1年目で大量に退職する実態は正常とはいえません。 
 この背景には、第1に、改悪教育基本法を背景とした管理支配の強化と、「条件付採用期間の厳格な運用」の名による摘発・排除の広がりがあり、第2に、多忙化と長時間過密勤務があります。
 私たちは、このような異常な事態を改善し、新規採用教職員の志を生かし、教員としての成長と健康に教育活動に打ち込める条件を保障する教育行政のあり方を強く求めるものです。
 そのために、「指導不適切教員」の摘発・排除を中心とする施策から、新規採用教職員の成長を支援し、援助する方向に転換することを求めるとともに、職場で、新規採用教職員を守り育てるとりくみを呼びかけるものです。
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 「依願退職」が293人というのは、教師を志した人がなれずに辞めた数です。辞めさせられたということになると履歴に傷がつくから依願退職ということで強制されて書かされるというのもあり得ることです。若い教師の夢や希望を支援せず法律の機械的な運用で辞めさせられていくのは間違いです。死亡が5人、きっと激務で体をこわしたのでしょう。新規採用教職員の成長を支援し、援助する方向と、職場で、新規採用教職員を守り育てるとりくみが必要です。そのためには私たちに何ができるでしょうか。職場の教師の大変さを懇談会でも広く保護者に知ってもらう、大変さをかかえている教師が集まる学習の場を持つ、組合、職場会議を大切にするなどが考えられます。教師の実態はあまり知られていないのですから。

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捨てられる食品 年間2500万人分廃棄

 捨てられる食品 年間2500万人分廃棄 2008年10月23日 中日新聞
 「弁当は半額。おにぎり、パンは一個五十円」
 陳列棚代わりの段ボール箱に十点余りの“商品”が並ぶ。男性店主は「さっき廃棄処分になった商品をコンビニから譲ってもらった」と語る。
 日雇い労働者の街、東京都台東区・山谷に早朝フリーマーケットがある。路上店舗は約四十軒。“商店街”は多くの人でごったがえす。別名「どろぼう市」。出自不明の雑貨、工具、衣類などに交じり食品も出る。この日も二店で売られた。
 Tシャツ姿の中年男性がサッとパン二つを取った。「はい、百円だよ」。店主はぶっきらぼうに言う。ごみが一転、食品に再生した。
 「再生食品」には賞味期限など関係ない。別の店では、袋詰めの漬物三点で百円。その一つ山クラゲの賞味期限は四カ月前だ。店主は「みんな、おいしいと言う」と意に介さない。男性客(59)も「期限を一カ月過ぎたたくあんを買った。問題なし、うまかった」。
 安全性に不信が高まる中国産も、主力商品になる。ショウガやたくあんが大量に箱詰めで売られていた。「売れないからと、問屋が大量に廃棄。拾ったホームレスから譲り受けた」と店主は仕入れ先を教えてくれた。
 意外な再利用だが、本来は一般消費者の口に入るべき食品。「売れずに余ったから」と捨てられる。
 山谷に出回る弁当類の供給元にもなるのがコンビニ。店頭販売は、品数が少なくなると客は買わなくなるといわれる。コンビニは「常時、豊富な品数」を維持しようと、廃棄分も織り込んで「購入意欲をあおるため大量に並べる」と勤務経験のある男性(29)は明かす。「廃棄率は10%までは認められている」
 最大手のセブン-イレブン・ジャパンによると、東京二十三区約千店で毎日十四・三トンの弁当・パン類が売れ残る。
 二〇〇八年版環境白書によると日本の食品廃棄物量は外食、中食(なかしょく)、家庭など計年間千八百九十五万トン。ある試算では約二千四百八十七万人の一年分の食料だ。食品輸送コストも先進国では飛び抜けて高く、世界から集まるぜいたく食材を捨てている。
 魚のポワレ、牛ヒレ肉ステーキ、デザートのムース…。
 高価な皿に鮮やかに盛り付けられた結婚披露宴のフランス料理。これからテーブルに出されるのではない。配膳(はいぜん)係が下げてきた列席者の食べ残し。全く手つかずの皿もある。千葉市内にある高級ホテルで繰り返される光景だ。一日の生ごみは百五十キロになる。
 農林水産省の〇六年外食産業調査では、食べ残し割合は披露宴が22・5%でトップだ。日本ホテル協会は「客に足りないと言われるのが一番困るので、微妙に残る程度」に盛りつけ量を多めにしていることを明かす。企業側は消費者ニーズに応えることを優先してしまう。
 国は八年前、食品リサイクル法を制定、企業のリサイクルへの取り組みを求めている。先のホテルでも五年前から、生ごみを肥料にリサイクルしている。
 リサイクルが進んでも、食べ残しが減るわけではない。コンビニなどの廃棄食品を豚の飼料にしている湘南資源リサイクル事業協同組合(神奈川県藤沢市)には、総菜類が毎日七トン以上運ばれる。三十八年間、現場でそれを見てきた杉山紀美代表理事(68)は、ため息をつく。
 「賞味・消費期限に関心が高まって、消費者がより鮮度のいいものを求めた結果、廃棄量が増えた。もったいない」
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 環境問題が叫ばれていますが、私が感心を持っている悩ましいことがこの捨てられる食品です。グルメの傾向があるからか、食に対する関心や知識も広がっています。テレビでも料理番組がなんと多いことか。しかしその影で廃棄する量の多さは完全に資源の無駄になります。これはなんとかならないものか、といつも思います。高齢者向けの量の少ないメニューをレストランで設定したり、スーパーで販売したり、などは望むところです。披露宴の食べ残りは持ち帰るとかでシステムを改めることはできないでしょうか。たくさん陳列しておかないと売れない、廃棄率は10%までは認められている、というのも悲しい話です。これだけハイテクの世の中、売れる量と製造する量を一致させることはできないものでしょうか。こうした無駄は料理するときのエネルギーを大量に使っている、その無駄にもなります。子ども達にエコをしっかり教えるとき、世の中がこうした無駄だらけではいただけません。金を出して買えば無駄だって自分勝手というのも変な話です。商売のためにそうしたことがまかり通るのも変です。真剣に考え早急に手を打たないといけない問題です。

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六甲山頂の小学校で暖炉の火入れ式

六甲山頂の小学校で暖炉の火入れ式 2008.10.23 12:41
 二十四節気のひとつ霜降(そうこう)にあたる23日、六甲山頂にある六甲山小学校(神戸市灘区)で暖炉に火を入れる恒例の「火入れ式」が行われ、一足早い冬支度となった。
 同校は標高約800メートルにあり、気温は市街地より低め。この日は午前7時で13度で、例年より暖かいものの、児童らの吐く息はほのかに白くなっていた。児童らは体育館で木の棒を板にこすって火起こしに挑戦。苦労して起こした火種をトーチに移し、玄関ホールの暖炉に点火した。火が燃え上がり周囲に香ばしいにおいが広がると、一斉に拍手と歓声がわきおこった。
 同小6年の小野和希君(12)は「冬は毎朝、登校すると真っ先に暖炉に駆け寄って、手をあっためる。暖炉のそばで宇宙の図鑑を読む時間が好き」と話していた。
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 いつの間にか、暖房が話題になる季節になってきました。暖炉というのは優雅で落ち着く感じがします。今、学校の暖房はボイラーによるファンヒーターややスチームです。んな意味で暖炉は優雅のイメージがあります。以前はだるまストーブや薪ストーブが教室の前横にありました。休み時間になるとみんな集まって話に花が咲きます。弁当持参だった頃ここで弁当を暖めたこともあります。暖房効果はよくないもののそして火の管理も手がかかるものの落ち着きがありました。それが知らないうちに暖房になっている今は味気ない気もします。贅沢な話ですが人間とはそんなものかもしれません。でも平地では暖房が入るのは12月、やはり六甲は早いですね。山も紅葉、秋も終わりに向かって走っています。

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事前に地図やガイドブックを調べ、予備知識を持とう

 せっかくのハイキングもバテてしまっては苦しいだけです。バテは予防するのが一番。つぎのことに心がけてください。

事前に地図やガイドブックを調べ、予備知識を持とう
 山へいった時、地図を持たずに「リーダーにすべておまかせ」の人も多くみかけます。しかし、予備知識をもっていれば先の見通しをつけることもでき、精神的に余裕ができます。楽しい山歩きのためには、こうした要素も大切です。

体調をよぐ整え、栄養を摂取しておこう
 特に、中高年者の場合は、ちょっとした体の不調が大きな事故につながることもあります。けっして無理はしないようにしましょう。また、空腹がバテの原因となることもあります。朝食はしっかり食べ、行動中も随時、食物や水を摂取しましょう。
 ふだんから体を動かし、トレーニングしておくことも心がけたいものです。

靴は足にあったものを。ザックはバランスよく背負う。余分なものは持っていかない
 ハイキングの装備のポイントは靴とザックです。また、食糧など他人の分まで持ってきて、重くてバテることがよくあります。余分なものは持っていかないようにしましょう。

着心地がよく、重ね着で体温調節のできる服装を工夫しよう
 山では、行動中と休憩時で暑くなったり寒くなったりの繰り返しです。また、気温も激しく変化します。汗をかいても冷たくならず、調節のきく服装がポイントです。

ゆっくり一定のペースで歩く
 歩き方のコツは、とにかくゆっくりと息が切れない程度に一定のペースで歩くことです。ペースが速くて一度バテてしまうと、なかなか回復しません。意識的にゆっくり歩き、ペースが速すぎるときはリーダーに言いましょう。

家を出る前に家族に、どこへ誰と行くのかをはっきり伝えておきましょう。
なるべく計画書(メモ書き)で残しておくことです。
※道に迷づて下山や帰宅が遅れた時、どこへ行ったのか分からず大騒ぎとなることがあります。また、万一事故の場合も、行く先が分からないと救助のしようがありません。

歩き出す肘に準備体操やストレッチングで体を十分ほぐしてから歩きましょう。
 地元の人から、コースの情報を得ておくのも大切です(ただし、山を知らない人もいますから、100%うのみにはしないように)。山では多くの場合トイレがありません。出発前にすませておきましょう。

登山口をしっかり確認
 登山口はなかなか分かりづらいもの。しっかりした指導標がない場合はよけいです。ここで手抜きをすると、道をまちがえて時間を大幅に無駄にしかねません。地図やガイドブック、指導標でしっかりと確認してから先に進みましょう。

歩き始めの30分
 歩き始めの30分で体調をみましょう。その日の調子によって無理のないペースづくりをします。歩きだしてから15分~30分で小休止をとります。歩いて体が暑くなったら着ているものを1枚ぬぐなど、体温の調整をはかりましょう。また、身支度、足ごしらえ、ザックのパッキングなど不都合なところがでてきますから直します(以後の休憩は、体が歩行になれてくるのでこれよりもやや長い間隔=30分~1時間に1回=でとるようにします)。

急な登りでは
 歩幅を狭く、一歩一歩確実に登ります。無理して遠く歩こうなどとは思わず、意識的にゆっくり歩くことが大切です。靴底は全体を地面にべったりとつけ、やや前傾姿勢でザックを上半身全体で支える感じです。
 急斜面では石は絶対に落とさないよう注意してください。万一落とした場合は「ラ
クセキー」と大声で下の人に知らせます。

休憩時にやること
 一回の休憩は5~10分です。ザックの背負い具合や靴ひもの調整、食物や水の摂取など手早くすませておきましょう。長めの休憩では休が冷えないように歩いている時より1枚多く着ておきます。地図を広げて現在地の確認も。ただし、出発の声がかかったらいつでも歩きだせるよう、“お店”を広げないようにしましょう。

岩場・鎖場では
 滑りやすい岩場は、三点支持(両手・両足の計4か所のうち必ず3か所をしっかりした手かかり・足がかりにおき、残り1か所だけを動かす)で通過します。両手で鎖にぶら下がると体が振られて、かえって危険です。鎖はあくまでも補助にするだけにしてください。雨天時の鉄バシゴはすべりやすいので注意しましょう。
 また、こわいからと岩にへばりつくと、逆に足元が滑りやすくなります。岩にまっすぐ向かって体を岩から離し、足元が見えるようにして登り降りします。

下り道こそしっかりと
 山での転倒や滑落事故は下りで多く発生しています。それは気のゆるみや疲労の蓄積などが原因です。へっぴり腰にならず、ひざを曲げて靴の底全体で地面をとらえ摩擦(ツリクション)をきかせます。ふんばって体をとめるのではなくスムーズに次の足を前に出し、リズミカルに下りましょう。 山では登り優先です。登ってくる人には道をゆずりましょう。

道に迷わないために
 事前にコースをよく検討し、予備知識を持っておくことが大切です。地図を取り出しやすいところに入れておき、時々現在地を確認しておきましょう(特に登山口、沢筋や尾根筋、ピーク、分かれ道などでは必ず)。
 万一道に迷ったら、まず地図と磁石をだし、落ち着いて現在地の確認をします。分からない場合はもと来た道をはっきり確認できる地点(道標があるなど)まで引き返します。ふもとまで近そうにみえても、はっきり登山道と分かっている道を行き、絶対に沢に下ってはなりません。沢には滝やガケがっきもので、行きづまってしまいます。
バスを待っているあいだに 勝手にビールを買いに行っ たり、トイレに行ったために 他の人は大騒ぎなど、よくある事例です。リーダーの指示 に従い、隊列を離れる時には必ずそれを伝えてからにしましょう。
 新しい人がリーダーをやっている時には、多少の失敗や不手際はつきものです。それを批判するのではなく、リーダーを助け、暖かい声援を送りましょう。

 歩きはじめるまえに歩く順番も決めます。オーダー(順番)を明確にすることは、そのパー
ティーの機能を最大限に発揮させるために重要です。トップ(先頭)とラスト(最後尾)を常に明確にして行動すべきです。リーダー、サブリーダーでトップかラストのいずれかを受け持つことになります。
 トップは、コースを間違いなく導くと共に、パーティーの歩行速度の調整役、つまりペース
メーカーという非常に大切な役目です。歩く速度は足の遅い人を基礎にして、2~3番目には足の遅い人や初心者をおき、トップはこの人たちが余裕をもって歩ける速さを基準として歩きます。どんなペースにでも合わせて歩かねばなりません。
 しばしばペースは早くなりがちなものですが、自分自身のペースで歩いてはならず、意識的にゆっくりと、一定のはやさで歩くことが必要です。
 順番があとになるほど、体力的・精神的にも疲れやすいので、後の方には体力のある人たちをもってきます。足の早い人を前の方にもってくると、トップの判断がくるい、つい引きずられて早くなりがちですから、注意しましょう。
 ラストは、全体に目を配り、トップに適切な助言をしたり、パーティーのまとまりに気をつ
けねばなりません。体力的にも疲れやすいポジションです。
 ラストの人は、メンバーを自分より後にしたり、とり残したりしてはなりません。先頭のペ
ースが早すぎて前の方と後の方が離れたり、不調の人が出たときは、速やかにトップに知らせ
ます。特に一部の人が順番を乱したり、勝手に列を離れてパーティーをバラバラにしないよう
注意を払い、パーティーを乱す人には注意しましょう。
 オーダーは、出発時にきめるのが普通ですが、一般的に広く参的者を募ったときなど、参加
者の体力や体調がはじめからつかめないときは、最初はオーダーを決めずに歩き、その間に様子をみて、それから決めた方がよいときもあります。

休憩のとり方、場所、休憩時に行うこと
 当日の朝の健康状況や歩きだしてからの各人の状況把握などきめ細やかなフォローが必要で
す。歩きはじめて最初の休憩は早めに、20分程度でとり、靴ヒモ、パッキング、衣服などの調整をします。初心者にはそのことを告げて、気をつけてあげましょう。
 歩きだす前は寒かったとしても、20分も歩けば体は多少の汗をかき温かくなります。衣類は
暑いときは脱ぎ、寒くなったら着るというのが原則です。体温調整用のヤッケやシャツを1枚、
いつでも取り出せるようにしておくよう指示してください。気温の低いときや風の強いときなど休を冷やさないことも疲労しないコツです。
 また、以後の休憩は地形や疲労度で違いがでてきますが、30分~50分毎に5~10分の休憩をとります。傾斜が急になったらやや早めに休憩するなど、疲労度に応じて臨機応変に判断しましょう。 しかし、あまり長すぎる休憩はかえって疲労の原因になります。休憩が多すぎるのも歩行のリズムがみだれます。人間は歩きだすとエネルギーの放出がしやすいよう身体が機能するからです。したがって、歩きだしたら一定のスピードを維持し、あまり頻繁に休まない方が疲れません。休憩に適した場所は、あらかじめよく調べておくことです。
そうすれば、むだな休憩をとることがさけら牡ます。また、休憩場所についたら、全員がなるべく平等によい場所につけるように配慮しなければなりません。そのため、トップは全員が入りきれるように、その場所の先端まで行ってから全員に休憩の合図をします。 休憩に適した場所としては、危険がなく全員が入ることができるスペースがあり、また、水場やトイレがある所(できる所)、展望のよい場所、ピークなどを中心に選びます。
 休憩に入ったら、まず全員に次の行動への準備を行ってもらいます(服装や持ち物の点検、
水やエネルギーの補給、トイレなど)。また、リーダー・サブリ一ダーは全員の様子をよくつかむことが大切です。特に体調のよくない人を早くみつける必要があります。できるかぎり一人ひとりに声をかけてはげまし、元気づけるようにすることが大切です。
 休憩時間は、「何分回」または「何時何分」までか、あらかじめメンバーに知らせ、時間がくれば速やかに出発できるように準備してもらいます。
 休憩は「疲れたから休む」のではなく、「疲れないように休む」よう心掛けましょう。

歩きだしてからのリーダーの行動の仕方
 リーダーは、やたらにリーダーの権威をふりまわすのではなく、メンバーを力づけ、パーティーの士気を高めることが大切です。また、ただ山を歩くだけでなく、ひと工夫するとハイキングが一層楽しいものになります。たとえば、昼食時にお湯をわかしたり、何か簡単なものを作って食べたりすることは大きな効果があります。参加者どうしの交流を図り、初心者やはじめての参加者との断絶がないよう、仲間の輪に意識的に入れてあげましょう。昼食時や休憩時には新会員やなじみの薄い人が全体に溶け込めるよう気を配ります。古い会員や力のある会員の応援を求めて、会のことや基礎的な
登山技術などや持ち物などに、適切なアドバイスができれば最高です。
 また、眺めのよいところや、高山植物の見どころなどでは随時立ち止まって楽しんだり、少し休憩したりしながら、ゆとりをもつことも大切です。規則正しくといっても機械的にはならず、のんびり・ゆったりの「ビスターリ」気分で地球を歩きましょう。
 岩場や危険な場所を通過するときや急斜面などでは、経験の少ない人や体力の弱い人の前後にしっかりとした人を配置します。リーダーは全員が通過するまで安全な場所に移動して待機し、先に行ってしまってはいけません。昼食ですが、40~50分か適当でしょう。しかし、行動計画や天候によっては、短時間ですませるとか、2~3回に分けて食べる場合もあります。また、ハイキング中の飲酒は事故のもとであり、禁酒とすべきです。アルコールは下山後に
仲間と楽しむようにしましょう。基本的なことですが、登山路は登りが優先、登ってくる人には適当なところで待機して道を譲りましょう。多人数のパーティーの場合、登り下りいずれでも、力量のあるパーティーや少人数のパーティーには道を開けて先に行ってもらうなど、ラストの判断で臨機応変に対処しましょう。

悪天、緊急時の対応
 違を間違えたり迷ったときは、ためらわず元の地点に引き返します。“深追い”は一層パーティーを困難に陥れ、メンバーを不安にし、リーダーの信頼を弱めさせることになります。判断に迷いがある場合や判断がつかないときは、経験深いメンバーに相談するとか、偵察を頼むなど、パーティー全体の英知を結集させるためにリーダーは努力することです。
 けが人、病人、弱った人が出ないよう、リーダーはメンバーの体調や経験に十分注意を払い未然に防ぐ手だてが大切です。不幸にしてこのような人が出たときには、適切な応急処置をとり、一人で放置したり下山させてはなりません。必ず、しっかりした人をつけ、後からゆっくり行動させるか、下山を第一に考えなければなりません。
 急に悪天になった場合、引き返すか、安全な道を下山します。予定のコースだけでなく、途中にあるエスケープルートを研究しておかなければなりません。

下山時の事故に注意
 労山内で発生したハイキングや無雪期縦走中の事故の多くは、下山時又は下り道で発生し、バランスを崩したことによる手や足の骨折・捻挫などや滑落事故などが主なものです。中高年者はまっさきに体のバランスが悪くなり、ちょっとしたことでつまづいたり、転んだりしがちです。リーダーは下山時は特に注意を喚起しましょう。

下山後の対応
 下山後は、最寄りの交通機関の駅などで解散してもよいと思いますが、山中での解散はいけません。下山または解放後は、各会の緊急連絡先へ必ずハイキングの終了を報告します。その後ハイキング報告書を会に提出しましょう。
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 労山のハイキング講座のバンフから少し抜き書きしてみました。楽しく安全にバテないで仲間と歩くための心配りや準備、これは学校での子どもに対する対応と共通する所があると見ました。

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「におい」、「臭い」も「匂い」もOK 

「におい」、「臭い」も「匂い」もOK 常用漢字追加案2008年10月22日
 文化審議会国語分科会の漢字小委員会は21日、常用漢字表に追加する予定の字種191字の音訓を定める案と、現行の常用漢字の一部に音訓を追加する案を承認した。「臭(にお)い」と「匂(にお)い」、「怪しい」と「妖(あや)しい」、「恐れる」と「畏(おそ)れる」など、複数の漢字が同じ訓をもつ異字同訓の用法が新たに認められ、常用漢字の表現力が少しだけ豊かになりそうだ。
 追加される字種には、「切る」に対して「斬(き)る」、「張る」に対して「貼(は)る」、「捕らえる」に対して「捉(とら)える」、「当てる」「充てる」に対して「宛(あ)てる」、「跡」に対して「痕(あと)」、「歌」に対して「唄(うた)」などがある。
 追加される音訓では、「込む」に対して「混(こ)む」という訓を認め、「負けが込む」「電車が混む」のような使い分けができるようにする。ただし「込(混)み合う」「人込(混)み」はどちらも使える。ほかにも、「延べる」に対して「伸(の)べる」、「作る」「造る」に対して「創(つく)る」、「早まる」に対して「速(はや)まる」などがある。  このほかに追加する訓読みには、日常生活などで使う機会が多い「育(はぐく)む」「応(こた)える」「関(かか)わる」がある。「私」には現在の「わたくし」という訓に「わたし」が追加される。「要」も「かなめ」と読めるようになる。
 文化審議会は05年、文部科学相から「情報化時代に対応する漢字政策のあり方」を諮問され、常用漢字表の改定に取り組んでいる。漢字小委員会は次回から追加字種の字体の検討作業に入る。09年2月までに新常用漢字表(仮称)の試案を作り、文化庁のホームページなどで意見を募る。内閣が新常用漢字表を告示するのは10年秋の予定。(編集委員・白石明彦)
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 時々こうした見直しや追加があるのはいいことだと思います。一つは、漢字や言葉の軽視を防ぐ意味があると思います。誤字や誤使用が平気で通る、気にしないのになってほしくないからです。もう一つは漢字や言葉についての関心を深めるためです。教科書に「十本」とあるのを「じっぽん」と読ませるようになっていました。でも生活の中では「じっぽん」とはあまり言わないのではないでしょうか。今度の漢字小委員会では「じゅっぽん」とも読めるようにするとか、これは歓迎です。こんなふうに変えていくことも必要ではないでしょうか。

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イノシシ、小学校に乱入

イノシシ、小学校に乱入 児童ら一時避難 新潟・長岡市2008年10月21日11時35分
 21日早朝、新潟県長岡市干場1丁目の市立川崎小学校(児童542人、山田正夫校長)にイノシシ1頭が玄関ガラスを突き破って侵入、児童らが体育館へ一時避難する騒ぎがあった。警察や消防、猟友会などから約50人が出動し、約1時間後に捕獲した。けが人はなかった。
 最初に異変に気づいたのは、登校してきた同小学校の職員。午前6時40分ごろ、職員用の玄関のガラスが割れているのを見つけ、110番通報した。駆け付けた長岡署員が校舎に入ったところ、午前7時ごろ、体長約1メートルのイノシシが校舎内を歩いているのを発見。警察や消防、地元狩猟会が、棚や防火扉などで進路をふさいで校舎の隅に追い込み、網を掛けて殺した。
 同小学校は、児童がすでに通学し始めていたため、体育館に避難させ、同日は臨時休校して下校させた。
 現場はJR長岡駅の北東約700メートルの住宅地。小学校周辺には県職員住宅や、銀行など民間企業の寮などが多くある。山田校長は「校舎内に入るなんて、聞いたことがない」と驚いていた。
 長岡市環境政策課は「長岡市内ではイノシシの生息は確認されていない。市南西部の魚沼地域の山中から来たのではないか」としている。
 長岡市内では今月2日未明、別の小学校に近い住宅街を歩いているイノシシの親子5頭を、巡回中の長岡署員が発見。親1頭がパトカーのナンバープレートに体当たりして逃げた。また同4日深夜には、市役所や消防署など中心街に近い信濃川沿いの市道で4頭が歩いているのが目撃された。
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 小6男児、給食のパンをのどに詰まらせ窒息死…千葉・船橋
 千葉県船橋市立峰台小学校(末永啓二校長)で、6年生の男児が給食に出されたパンをほおばったところ、のどに詰まらせて死亡していたことが21日、わかった。
 峰台小によると、男児は17日午後0時45分ごろ、直径約10センチの球状のパンを一口ちぎって食べた後、残りを二つに割って両方を一気にほおばったところ、のどに詰まらせた。担任教諭や友人が男児を促して、教室の向かいにある手洗い場ではき出させた。しかし、男児は教室に戻ってすぐに「苦しい」と訴え、廊下で横になり、背中をさすってもらった。
 学校側の通報で、午後1時ごろに救急車が到着。男児は同乗の医師の処置を受けた後、市内の医療機関に搬送されたが、同6時15分に死亡が確認された。死因は窒息死だった。市消防局によると、児童の気管に大量のパンが詰まっていた。
 パンは軟らかく、つぶせば一気に口に入ったという。峰台小では全校児童に、口にいっぺんに詰め込まないように注意した。末永校長は「軟らかいパンでこんなことが起き、ショックを受けている。学校としての対応に問題はなかったと思う」と話している。
(2008年10月21日11時38分  読売新聞)
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 困ったニュースが二つ。今、熊騒動で影に隠れていますが、イノシシの方がトラブルが多いのではないかと見ています。イノシシの方が突進してくるから危険も大きいと言えるし、畑の被害の多さもイノシシが上だと思います。このイノシシも本当は今まで人の住む所に来ることがなかったのに、里山環境の変化がこうした状況をもたらしたのではないでしょうか。イノシシも被害者なのかもしれませんが、学校侵入の場合は死んでしまってもしかたないと思います。人間とのすれ違いとも言えるのですが、こうしたことが起こらないためにはどうすればいいのでしょう。 給食のパンをのどに詰まらせ窒息死はこれは悲しいことです。ふざけ半分に食べていたのか、たまたまの事故なのか、柔らかいパンが気管に大量に入っていたということは慌てたかびっくりしたかで急な事態でこうなったものと思われます。担任やクラスの友達の対応にも問題はないと思うし、食べ方の改めての指導ということになるのでしょうが、それにしても特異な悲しい出来事です。

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問題教師 指導力不足の実態つかめ

【主張】問題教師 指導力不足の実態つかめ2008.10.20 03:03 産経
 授業や生徒指導が満足にできず、指導力不足と認定された教師が文部科学省の調査で昨年度は371人だった。3年連続で減少したというが、教師の不祥事は絶えず、不信感はぬぐえない。
 指導力不足は、学校長から市町村の教育委員会を通じて報告され、都道府県・政令指定市教委が認定し、研修を行う。
 教師の資質が問われる事件や問題が相次ぐ中で、この制度を導入する教委が増え、認定数は平成12年度に65人だったのが、16年度には566人まで増加した。
 数字上は、これをピークに減少しており、文科省は認定前に学校や市町村教委段階で、問題教師への指導や研修を行うなど対応が進んでいるとしている。
 認定数は公立学校教員約90万人のごくわずかだ。「現場感覚では20人に1人はいる」と指摘する教頭もおり、学校や教委は問題教師の実態を本当に把握しているのか疑問である。
 教育界には身内をかばう体質があり、処分にあたるような明らかな不祥事も放置された例がある。教師側からの訴訟などをおそれ、学校側が指導力不足の報告に躊躇(ちゅうちょ)することもあるという。
 また指導力不足の定義などが教育委員会によってばらばらだ。文科省は今年2月に、定義を明確化するなど認定基準の指針をつくり公表している。問題教師、だめ教師は教壇に立たせない当然の措置を徹底してほしい。
 調査では指導力不足は40、50代のベテランが約8割を占めている。板書の誤りが多いなど基本知識に欠け、子供たちとコミュニケーションをとろうとしないなど、教師になったこと自体、首をひねるケースがある。
 教師は授業などを外から評価される機会が少なく、独りよがりや思いこみの指導法を続けがちだ。評価を嫌ってはならない。
 今回の調査では、新採用で試用期間後、正式採用にならなかった教師が301人と過去最高になった。採用増のほか、試用期間での勤務評価などを厳格化している教委が増えている影響という。
 保護者からの要望が多様化するなど教師をめぐる環境は厳しい。大学などの教師の養成課程を含め、資質向上へ採用方法や研修の工夫、見直しが必要だ。
 もちろん熱心な先生は多い。学校教育の信頼回復は教師の力にかかっている。
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  指導力不足教員 「減少」にも安心はできない(10月20日付・読売社説)
 各地の教育委員会が「指導力不足」と認定した教員数は、3年連続で減少したが、安心してはいられまい。
 指導力不足教員には今春から指導改善研修が義務づけられた。教員の信頼回復に向け、各教委は厳格に認定し、改善の余地がなければ免職など教壇からの“退場”を促すべきだ。
 文部科学省のまとめでは、都道府県・政令市教委が昨年度認定した指導力不足教員は371人で、2006年度より79人減った。
 これまで教委によって定義や判定基準、研修期間が異なり、認定数にもばらつきがあった。このため、「氷山の一角」ではないか、とみられてきた。
 4月に施行された改正教育公務員特例法では、指導改善研修は最長でも2年となった。研修終了時にはどの程度改善されたかを判定し、現場復帰か転任・免職かなどの措置を講じることになった。
 文科省は2月に指針を作り、定義のほか、具体例も示した。教える内容に誤りが多い、児童生徒の質問を受け付けない、対話もしない――などだ。文科省は各教委の定義などが指針に沿っているか、早急に点検すべきである。
 指導力不足教員の8割余りは、40、50歳代だ。文科省では、「従来と同じやり方で、児童生徒や保護者の変化に対応できていない」と説明している。
 だが、「トラブルの原因が自分という自覚がなく、他人に責任を転嫁する」「板書が乱雑で筆順も誤りが多い」など、適性や向上心に疑問符の付くケースも多い。
 教員不信を背景に、指導力不足など不適格教員を排除する仕組みとして検討された教員免許更新制は、結局、「排除を直接の目的とはしない」ことになった。その代わりが、指導改善研修と研修後の免職を含む措置だ。
 こうした経緯があるだけに、指導力不足教員の認定と研修、その後の措置について、各教委は一層厳しい姿勢で臨む必要がある。
 一方、1年間の条件付き採用(試用)期間後、正式採用に至らない教員は、301人と過去最多を更新した。02年度の約3倍だ。採用自体に問題はなかったのか。
 大分県の教員採用汚職事件を機に、各教委で採用試験の見直しが進められている。
 公正な試験と同時に、教員としての適性や能力を的確に見極めるにはどうすればよいのか。筆記、面接など試験の成績と教員になった後の評価をもっと追跡調査し、試験を工夫すべきではないか。 (2008年10月20日02時12分  読売新聞)
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 時を同じくして 指導力不足教員のことを2紙が社説や主張で取り上げていました。産経は「問題教師」と。これはどういうことなのでしょうか、犯人扱いです。指導力不足教員と言われる人はたくさんいる教師の中にいるのだろうと思います。それは政治家や警察官、自衛官が不祥事を働くのと質が違うかもしれませんが 指導力不足教員のレベルで言えばこうした汚点はないとは言い切れません。しかしそれが大問題であるかのように「学校教育の信頼回復は教師の力にかかっている」とか「各教委は一層厳しい姿勢で臨む必要がある」とか教師の責任問題にしてしまっているのはどうなのでしょうか。多くの教師が日々子ども達と一緒に真摯に取り組んでいること、子ども達のために奮闘してといることを捨象した片手落ちの論調だと思います。学校という組織は教師の協力共同が本来の姿です。指導力の弱い教師がいれば教師集団でそれを補って学校運営を進めていく、これが基本のはずでした。作らなくてもよい報告の書類作成が次々と教育委員会の指示で入ってきてそうした話し合いの時間を奪い、助け合う関係も作りにくくなりました。こうした背景を抜きにして、あの人は指導力がないと個別的な評価をしてもそれが学校にとって、子どもや親にとって生産的と言えるのでしょうか。教師にとって研修は必須です。しかも自己研修は欠かせません。それは指導法だけでなく、教師としての教養、文化的な知識、海外旅行での見聞、読書など人間としての広い見識が求められます。私も、夏休み自腹を切って全国の研究大会に自分で学びたいという気持ちから飛び回りました。こうした機会を保障することも指導力不足を食い止めることになります。でも現実はその逆です。教育委員会の後援でないと承認しないとか四角四面の教師を縛ることに奔走してきたのが教育行政です。怠慢で指導力不足が生まれたかのような書き方をしていますが、関係性をみんな捨ててある一点だけをほじくっても解決は見えてきません。今、強調すべきは、学校のゆとりと研修の時間です。そのへんのことを社説で書いてほしかった、そう思います。

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どう考える、どうする道徳教育  

どう考える、どうする道徳教育    10月18日
 特設道徳が登場した時から反対の意識があり、毛嫌いしていた道徳。天気のよい日には「先生、今日の道徳何?」と子どもに聞かれたら天気がいいから外で遊ぼうと子どもを連れ出したものでした。近くの公園に行って遊んだこともあります。でもこれが結構楽しく、教師にとっては息抜きにもなったのですが、そばのベンチで子どもと並んで座りいろんな話が出来たことはよかったことです。道徳の時間として立派に成立していたことになります。でも今はこんなことは出来ません。私が以前何年間か道徳担当だったことがありました。前年の秋頃から次年度の道徳副読本を選定する仕事もありました。何社かの中から選ぶのですが、その会社が決まると、頼んでその副読本の年間カリキュラムのCDをもらい受け、それを修正して学校のカリキュラムに転用したりしていました。また、道徳の授業を学年で誰かがしなくてはいけなくなった時も逃げ回り若い先生に押しつけたよくない思い出もあります。その道徳をどうする、どう考えるということで大学の先生の話を今回は聞く時間があったのですが、これはすごいと思いました。テーマからして気楽な明るい話にはならないのですが、道徳に対する認識を新たにしました。いかによりよく生きるか、どう生きれば幸福なのか、これは文化を問うことだと言われたのですが、これが道徳なのだと。見て見てと自分を見せることを強調する子が多いのですが、そればかりではない、聞いて受け止める、そしてそれを返す、これが道徳だと。なんとこれは私の場合、作文教育で実践検討を続けて来たものですが、そのステータスが同じなのです。具体的には挨拶のことが話題になりました。呼びかけてそれに応える人間関係、相手がいて認めている関係、そうしたコミュニケーションがある中での挨拶が片方であります。他方、市場モラルが学校を含めあらゆる所に浸透し、摩擦を起こさない生きていくためのスキルになっています。つまりいい印象を与えるための挨拶、それはつまりお金に敬意を払っていることになる商業敬意というか、まず形がありきの挨拶です。市場モラルはここまで学校にも浸透しているということになります。参加者の発言で「先生の気に入られることを言っておけばいいよ」という子どもの醒めた様子も気になりました。そのことに気づかないで授業を進めている先生が実は問題なのですが。先生は、教師が日頃から道徳について考えることの大切さにも言及されていました。先生も一緒に考えるスタンス、それは人権のことであり、地球環境のことであり、平和でありいろいろです。徳目はどこにでも合わせられるので、そうしたテーマをうまく使うのも有効です。せっかく毎週ある道徳、このように使って実りあるものに出来るのではと思いました。

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新人教員300人、教壇去る

新人教員300人、教壇去る 5年で2.7倍、07年度2008年10月18日 朝日
 採用されて教壇に立ったものの、1年のうちに学校を去った新人教員が301人に及ぶことが17日、文部科学省の07年度の調査でわかった。5年前の2.7倍に増えており、うち3人に1人が精神疾患を中心にした「病気」を理由にしていた。文科省は「教育現場を取り巻く環境が厳しくなっているのが一つの要因」としている。
 教員は最初は「条件付きの採用期間」で、1年後に正式に採用される。07年度の調査では、全採用者2万1734人のうち1.4%の計301人が依願退職などで1年のうちに学校を去った。5年前は111人(0.6%)で増加ぶりが目立つ。原因をみると「病気」という人が103人で、5年前の10人から10倍以上に急増。このほか、自己都合、理由不明などを合わせた「その他」が178人いた。
 文科省によると、病気で辞めた人の多くがストレスから来る神経症やうつなどの精神疾患だという。1年目から担任を持って対応しきれず追いつめられたケースや、親や社会のニーズが複雑化している中でうまく適応できないケースがあるという。
 一方、子どもたちと適切な関係が築けないなどとして都道府県や指定市の教育委員会から「指導が不適切」と認定された07年度の教員の数は371人。認定されると教壇を離れて研修を受けねばならないが、こちらはピークだった04年度(566人)から減少傾向にある。ただし、文科省は実際の人数が減ったとはみておらず「先手を打って市町村教委や学校が独自の研修などをすることが多くなった」と分析している。(上野創)
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  文部科学省が調査しているというのはその結果を見て対策を講じるため、と当然思います。5年前の2.7倍に増えており、うち3人に1人が精神疾患を中心にした「病気」が理由、とわかったならその対策案を出すべきです。「教育現場を取り巻く環境が厳しくなっているのが一つの要因」というだけでは調査の意味がありません。あくまでも本人の能力がない、甲斐性がないかのような自分が悪いという書き方をしていますが、学校教育の体制、運営に大きな問題あり、と文科省は認識すべきです。そして勤務時間のことや無駄な書類提出指示がないかなども含めた具体的な改善案を明らかにすべきです。それをしないと調査している意味がありません。

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英、学力テスト廃止へ

英、学力テスト廃止へ 父母らの批判で14歳対象分
 【ロンドン=岡崎衆史】英国のボールズ児童・学校・家庭相は十四日、十四歳の生徒の全国テストを廃止すると発表しました。子どもたちが“テスト漬け”にされているとの教師や父母の批判を受けてのものです。
 廃止されるのは、現在十四歳を対象に行われている数学、英語、理科のテスト。七歳、十一歳を対象とする全国テストは存続します。
 十四歳のテストは、十一歳のテストとともに、学校別の成績が発表されるため、学校間競争を激化させ、教育がテスト偏重にゆがめられるとの批判が国民各層から出ていました。
 十四歳のテストを廃止した分、教師による子どもの成績の査定を行い、父母への報告をより頻繁に実施するといいます。
 廃止後の成績査定の仕組みについては来年二月に発表される専門委員会の報告書の中で明らかにされます。
 ボールズ児童・学校・家庭相は下院で、生徒一人ひとりに焦点を当てた教育を行えるよう「学校長から繰り返し要請されてきた」と述べ、テストが教師から不評だったことを明らかにしました。
 全国教員組合(NUT)のクリスティン・ブローワー書記長代理は英メディアに対し、今回の発表は、「現在のテスト体制の破たんを認めたもの」と述べ、他のテストについても見直すよう求めました。     16日 赤旗
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 一度、国会で決めてしまったら、水戸黄門の「この紋所が」と金科玉条のように振りかざすのでなくて、問題が多くあり、批判も大きい場合は廃止ないしは中止という柔軟さが必要です。2学期制、中学選択制、教員免許更新などにこのことが言えます。全国学力テストもまた然りです。このテストは日教組対策のためのものだったと某大臣の暴言もありましたが、3学期制にする、選択制はやめる、免許更新も廃止、英語教育もやめる、そして学力テストの中止が必要です。

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世帯年収の3分の1、教育費に 半分超える層も

世帯年収の3分の1、教育費に 半分超える層も2008年10月16日12時28分 朝日
    世帯年収の3分の1が教育費に消えている――。日本政策金融公庫(東京)が今年2月に国の教育ローンを利用した世帯を対象に行ったアンケートで、そんな実態が明らかになった。年収が低い世帯ほど在学費用の負担は重くなり、年収200万円以上400万円未満の世帯では年収の半分以上を占めていた。
 アンケートは7月に実施し、給与所得者がいる世帯からの回答2753件を集計した。  世帯の年収に対する在学費用(小学校以上に在学中の子どもにかかる費用の合計)の割合は平均で34.1%。200万円以上400万円未満の世帯では55.6%に達した。一方、在学費用自体は年収が高い世帯ほど多く、900万円以上の世帯は平均で221万1千円。200万円以上400万円未満の世帯より57万円余り多かった。
 高校入学から大学卒業までにかかる費用は、受験費用、学校納付金などを合わせて子ども1人あたり1023万6千円だった。
 こうした教育費の捻出(ねんしゅつ)方法を尋ねると(三つまでの複数回答)、「教育費以外の支出を削っている」が61.4%と最も多く、「奨学金を受けている」が49.3%、「子ども(在学者本人)がアルバイトをしている」が42.1%で続いた。節約している支出は上位から旅行・レジャー費62.1%、食費(外食を除く)48.8%、衣類の購入費46%の順だった。(大西史晃)
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 日本の教育はお金がかかる、授業料などは大学まで無償にすべき、各家庭に子どもの教育費の補助を国が出すべき、これらは世界の常識です。なぜって子どもは次世代の国の主人公、各家庭が責任を持つと同時に国の宝、国が世話するのは当然のことです。だとすれば無駄な兵器にお金を使わないでそれを教育予算にまわすのが自然です。高校入学から大学卒業までにかかる費用は、受験費用、学校納付金などを合わせて子ども1人あたり1023万6千円という額は、親がどれだけ苦労しているか、また、子どもも心苦しい思いでバイトなどをしながら学生生活を送っていることか、金のない家庭の子は大学に行けないという機会均等に反する実態が分かります。これは明らかに憲法違反です。その違反がずっと続いているというのは国民の声が優しすぎるからなのでしょうか。

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「ほどよい距離」

「ほどよい距離」 学童指導員学習会 10月15日
 教員免許更新や学習指導要領改訂、採用試験問題など教育については問題点がいつも指摘されニュースもことかかない。でもその渦中にいる子ども達の視点からの論調や問題の取り上げが意外と少ないように思うし、その子ども達の悩み、苦労にもっと心を寄せるべきではと思う。そうした思いに近づけるのが学童指導員の事例学習会である。学童でともに生活しているからなのだろうが、毎回の報告のどれをみても、子ども達のことをよく見ていると思うし、その子によりそう対応の切り替えもはやいと思う。
 学校でも同じだが、すぐ目がいき、手を焼くのがトラブルメーカーの子どもである。裏を返せばおとなしい目立たない子、問題のない子にも実は指導の手が必要なことが多いのでは、これは学校でも同じだがそこも一つ頭に置いておこう。
 今回の3年生のマサノブもそうで年下の子や女の子には嫌がらせをするが5年生のグループからは一方的にいじめられ、そんな時は刃向かうこともなくただ惨めに大泣きして指導員に言いつけに来るだけの子である。すぐ指導して解決という簡単なものではないが、トラブルメーカーの子はこのような形で助けてのサインを出していると言える。マサノブは1年生の時、自傷行為があったそうだが、こうした子の生育には虐待や過干渉、ネグレクトといった問題が多くの場合つきまとう。マサノブの家庭がそうかどうかは分からないが報告を聞く限りでは、マサノブとお母さんとの関係がよくないとのことだし、お母さん自身が幼少の頃からの生育でつらいことがあったようである。子どもはどの子も暖かい家族がいて、食事や風呂などの世話もしっかりしてもらって、家族の愛情を感じながら毎日学校に来るというのは、今では神話に近いのかと一瞬思うことがある。そんな意味で子ども達は毎日健気に生きているとつくづく思う。まとめると、トラブルメーカーの子はその子がヘルプを出しているとともに、親もヘルプを出しているということになる。
  年下の子や女の子には嫌がらせをするが5年生のグループからは一方的にいじめられ、そんな時は刃向かうこともなくただ惨めに大泣きして指導員に言いつけに来る、都合よく振る舞うマサノブの卑怯さが許せないということで、この子を好きになれない指導員の罪悪感が学習会(検討会)の場で取り上げられた。学校の教師も、学童の指導員も、そして対する子どももお互いの関係でこうしたあう、あわないといった相性のことは出ても不思議ではない。手のかかるマサノブが、媚びるように甘えてくる、ねえ遊ぼうと手を握ってくる、膝の上に座ってくることに対してかわいいと思えないという罪悪感を抱く自分が嫌で仕方ないと思う、こうしたことは人間だからあっても不思議ではないと思う。そこから指導の距離感のことが話題となる。マサノブとの距離をおこうということだが、この時、参加者のグループ討議の中で出てきた「突き放すけど見捨てはしない」という言葉は、この指導員の思いと実践内容を言い切っていると思った。見捨てていればこの場でこの子の報告をしていないことになる。それにしてもこうした自身の罪悪感のことを報告するというのは指導員が真剣に子ども達と向き合っているからだと思う。
 そして、罪悪感を持つ自分から解放されるためにはマサノブの変化が必要である。そのマサノブの変化の兆しを報告の中で見る。「マサノブは変わりたいんだな?」「うん、変わりたい」との言葉、興奮して外に飛び出して行った時追いかけて捕まえた指導員に「どうせオレなんか変れんもん」と言ったこと、また、相手と喧嘩して腕に歯形がつくくらいかみついて傷を負わせた、「その子痛そうやった。次は手加減することも覚えんなんね。」と言うと「うん、わかっとる」とはっきり言ったとのこと、これは変化である。
「ぼく死にたいげん、殺して」としらけて言うマサノブ、この子のつらさを分かってあげ聞いてあげること、それから進んで、この子が生きる夢や希望を持つようなること、そのためには当面、学童へ毎日来る生活の中で、学童で今自分は必要とされているという思いを持たせること、学童の子ども達にマサノブの存在を大げさでもいい広げることもいる。感覚のよいマサノブと指導員の悩みながらの対応が部外者にはとても学べた学習会でした。

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就学時健診

10月は来年入学予定の児童の就学時健診が行われます。この時のりりしい緊張した子どもの様子はいつもこちらも身が引き締まる思いにさせられます。6歳の子が何としっかりしていることか、人間としてわずか6年の間にこれだけすばらしい能力を身につけるのかとも思います。
 発達可能をいっぱい持った子ども達、その未来は何としても輝くものにしなくてはいけません。就学時健診は学校の中を見てあるく機会でもあります。子ども達の真剣な顔はもうすぐ1年生になるんだといううれしい顔、決意も感じられる顔です。本当の学校案内は年が明けた1月、生活科の活動として今の1年生が招待してくれるはずです。
 幼小連携の関係で幼稚園保育園を時々訪れたり、卒園式にも学校代表として行ったこともありますが、園の先生の指導がこの子達のすばらしい成長に大きく関わっていることをこれまた思います。その先生の力も大きいのです。
 学校公開週間が今日から始まります。保護者や地域の人が自由に学校に来て授業を見ていいとのことですが、素敵に見えるのですが、子どもや先生のことを考えたら、朝早くから6時間目まで見に来るのは、そして4日間も連日はいただけません。子どもも緊張感も手伝って落ち着きなくなります。2日くらいで3.4時間目とか限定すべきです。

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母の一念で生まれた「子ども安全連絡網」

 母の一念で生まれた「子ども安全連絡網」 グッドデザイン賞受賞
 途中で止まったり、内容が変わったり、学校からの緊急連絡網がうまく回らない--。そんな悩みをかかえたお母さんのアイデアで生まれた「子ども安全連絡網FairCast」が8日、日本産業デザイン振興会が主催する「2008年度グッドデザイン賞」を受賞した。利用校の半数以上が口コミで導入したという「FairCast」って?
 「FairCast」は電話、メール、ファクスの3種類の中から各家庭の求めに応じて連絡を受けられるシステム。連絡事項をパソコンに入力すると、文字データのほかに自動的に音声にも変換される。緊急時には「お母さんの携帯メール」「お父さんのPCメール」「おばあちゃんの電話」など、家庭ごとに登録した優先順位で、自動的に連絡する機能が特徴。この機能で基本プラン1家庭あたり年額630円の安さもウリだ。NTTデータが06年、サービスをスタートした。
 システムを発案したのは同社の住田典子さん。04年に奈良女子児童殺害事件が起きた当時、奈良県生駒市に住んでおり、長男は小学2年生だった。事件現場に近かったため、送り迎えや不審者情報といった連絡が毎日のようにあり、仕事どころではなかったという。保護者の間でも「きちんとした連絡網があれば、安心して仕事に出られるのに」という話が出ていた。
 住田さんは長男の保育園時代、園からの電話連絡を他のお母さんに回す役目を担った経験がある。電話での連絡はなかなか伝わらず、結局1人でクラス全員に電話を掛けなければならなかったこともあるという。そのため、解決策としてクラスの保護者全員に、連絡先としてメール、電話、ファクスのどれがいいか希望を出してもらった。「『最初は携帯電話で、出なかったらおばあちゃん家に電話』など、面倒でも伝わる方法を聞いて実行した結果、連絡がスムーズになっただけでなく、保護者同士が仲良くなった」という。
 長男が小学校に入学してからは保育園で培ったノウハウは生かせなかったが、事件をきっかけに「情報が伝わらない人がいるなんてあかん。これから必要な仕組みや」と熱意に火がついた。しかも、保護者が一番連絡を受け取りやすい方法を選べて、誰でもできる簡単で安価なシステムでなければだめだと考えた。社内の新規ビジネス案に応募して審査を通り、実証実験には生駒市立生駒小学校が協力してくれることになった。
 開発は、住田さんのお手製連絡網をシステム化するところから始めたが、学校現場のパソコンリテラシーの低さ、機器類が古いことは想像を超えていたという。「パソコンの電源場所が分からない先生がいる。(95年に発売された)ウィンドウズ95が使われている。ここで使えるものにしないとだめだと、開発担当者を引っ張って行って見せたんです」と住田さんは振り返る。
 実験前、同社内には「メールだけのサービスでいいのではないか」という意見があったという。携帯電話やパソコンで電子メールを使うことは一般的になっており、メールだけなら費用も安価に済むからだ。しかし、生駒小から寄せられた意見は違った。「児童全員をカバーできるシステムだから(実証実験に)協力したい」と言われたという。
 学校から必須と言われた機能は、「電話、ファクス、メールに送れる」「通常連絡と、緊急時の『追いかけ連絡』ができる」「電話で流れる自動音声が、人間の声に近い」など。自動音声は実証実験中にロボット音声を試用したところ、電話をとった子供が泣き出したり、高齢者が驚いたりしたため、カーナビゲーションと同等レベルの自動音声を採用。固有名詞の変換ミスもあったため、どのように変換されたか確認する機能も付けた。
 すべて組み込むとかなり高価になるが、PTAから「負担できる費用は年額500~600円」と言われ、住田さんは頭をかかえた。同社がぎりぎりではじき出した金額の約10分の1だったからだ。どうにか実現させたものの、現在の利用者250校、約10万世帯では赤字。だが、住田さんは「誰でも加入できる基本的なサービスにしたい」と心意気を語る。黒字化には倍以上の約25万世帯の利用が必要という。
 市内全小中校で利用している静岡県三島市では昨年、市立中学校に爆弾を仕掛けたという脅迫事件が起きた際、学校に来ないように連絡できて、実際に1人も登校しなかったという。導入前は、緊急の場合に教員がクラス全員に電話を掛けるなどしていたため、負担も大きかった。また、職種によって就業中に携帯電話を確認できないケースもある。利用している母親から「昼間メールを読めなくても、緊急連絡ならおばあちゃんに伝わっているはずだと思うと安心できる」との声も寄せられた。【岡礼子】
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  学校からの緊急連絡網がうまく回らない、実はこれは大事な以前からの課題なのです。急な行事の変更、また当日の朝その行事があるかないか知ることが出来れば大変便利です。台風急接近でお昼頃急遽下校の場合でも家に誰もいない場合もあります、そんな時もこれは必要です。連絡が取れないケースも多く、担任がそれぞれの親に全員に近い数に連絡する事になります。学校の電話はパンクなので個人の携帯を使って。こんなことを考えたら電話、メール、ファクスの3種類の中から各家庭の求めに応じて連絡を受けられるシステムというのはいいですね。メールが普及していますがこれは便利ですが盲点は使えない人は蚊帳の外になることです。緊急連絡はない方がいいのですが、それでも使う場合があります。このシステムが普及することは親にとっても学校にとっても安心につながります。

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理科教材 自費購入7割

理科教材 自費購入7割…公立中教員アンケ 公費に限界
 実験や観察について、公立中理科教員の7割以上が自費で教材や備品を買った経験があることが、科学技術振興機構と国立教育政策研究所の調査でわかった。
 学校現場の資金繰りの厳しさを浮き彫りにいている。2012年度に全面実施される新学習指導要領では実験と観察を充実させるとしているが、十分な予算確保ができるかが今後の課題だ。
 調査は今年6~7月に実施。全国の公立中から無作為に選んだ337校の理科教員572人が回答した。
 それによると、実験や観察を行う際、どんな支障があるかを複数回答で聞いたところ、「授業前後の準備や後片づけの時間が足りない」が70%でトップ。次いで顕微鏡や電流計など「設備や備品が不足している」が60%。これに「授業時間の不足」38%、薬品や種子、マッチ、試験管といった「消耗品の不足」37%――と続いた。
 1校当たりの消耗品の予算は年平均11万6000円。生徒一人につき341円との計算だ。試験管やビーカーは破損した際、買い替えが必要だが、予算が限られる中で教員が自費で賄わなければ授業ができない。ポケットマネーを使ったことがあるかを尋ねたところ、76%の教員が「ある」と回答した。観察キットなどをそろえる際、生徒から実費か一部負担を求めたことのある教員も24%に上った。
 新学習指導要領では、現在よりも実験や観察の時間を増やし、実験計画を作ったり、結果を分析したりする学習に重点を置くとしている。「ゆとり教育」からの一刻も早い転換を望む保護者の声に応え、教科内容の一部は来年度から先行実施される。中学の理科では、実験が不可欠な「イオン」の学習などが含まれる。
 さらに新学習指導要領では、学校に多様な実験機器を備えることを求めているが、教員らに学校にない機器を聞いたところ、放射線測定器90%、DNAモデル85%、月球儀75%、pH測定器38%――が不足していることがわかった。
 早稲田大学教育学部の安彦(あびこ)忠彦教授(カリキュラム学)は「理科教員の負担をこれ以上増やすわけにはいかない。公費で実験助手をつけたり、実験機器を購入したりしないと、新しい学習指導要領の内容をこなすのは難しくなる」と呼びかけている。(渡辺光彦)   (2008年10月10日  読売新聞)
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 理科では「授業前後の準備や後片づけの時間」が欠かせませんが、これが足りないという現状です。また、物によっては薬品や種子、マッチ、試験管といった「消耗品」は単価が安いので急に足りない場合は自分ですぐ買うのでしょうが、どれも大事な授業の道具、不足がないように準備しておけることと、この予算も心配しないでいい額が望まれます。口は出すけど金はださない教育行政がここにも露呈しています。公費で実験助手をつけたり、とありますがこれは理科教育に限らず今、絶対に必要なことです。準備や後始末が軽減されたらどんなに助かることでしょう。こうした調査をオープンに公表してもっと学校の実情を知ってもらうことが必要だと思います。

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子供の守護神 乱調にご注意

子供の守護神 乱調にご注意 防犯ブザー「優良品」8商品に不具合 2008.10.9 23:00
故障が生じた防犯ブザー8商品。いずれも業界団体から「優良」のお墨付きを得ていた(国民生活センター提供) 通学途中の子供を犯罪から守るため、各地の教育委員会などが配布している防犯ブザーが故障しやすいことが9日、国民生活センターのテストで分かった。落下テストで、「優良品」と推奨された8商品でブザー音が鳴らなくなるなどの不具合を確認。「鳴らなかった」「つまずいた衝撃で鳴りっぱなしになった」といった相談も約5年間で51件寄せられた。同センターは業界に「子供を守れない」ブザーの改善を求める一方、「家庭や学校で定期的に作動確認をしてほしい」と注意を呼びかけている。
 小学生が被害者になる凶悪事件が全国で多発していることを受け、防犯ブザーは普及。文部科学省の調査では、昨年3月末の時点で全国の国公私立の小学校約2万2200校のうちブザーを児童に配布しているのは1万9600校(約88.2%)に上った。幼稚園や中・高校などを含めても約50.5%の学校がブザーを導入しており、防犯グッズとして広く浸透していることがうかがえる。
 今年7月、東京都八王子市の教育委員会から「(4月に)防犯ブザーを約5000個購入したが、約1000個が故障した」との情報が寄せられ、同センターが調査に乗り出した。
 同市にブザーを納入した大阪府内のメーカーによると、不具合があった一部を調べたところ、内部のハンダ付けが外れたものが見つかった。メーカーは念のため、5000個すべてを改良型と無償交換したという。
 同センターの落下テストでは、このメーカーの改良型を含む8商品を選定。高さ1メートルからコンクリート床に落とすと、6回の落下で全商品がコード断線などにより、ブザーが鳴らなくなったりした。8商品はいずれも全国の防犯協会などでつくる「全国防犯協会連合会」(全防連)が優良防犯ブザーとして推奨していたものだった。
 メーカー側は「今の基準よりも衝撃に強い製品にするよう改良したい」とし、全防連も「重く受け止めており、(推奨品とする)規格・基準の改善を考えていかなければならない」と対策に乗り出す方針を示した。
 同センターが全国の政令都市、中核市などの99市にアンケートしたところ、今年度に防犯ブザーを子供に配布した31市のうち25市が故障の苦情を受理していた。9市では30件以上の苦情を受けており、同センターは「他の自治体でもかなりの故障件数が潜んでいると推測できる」とみている。
あってはならぬこと メンテナンスが重要
 国民生活センターによる今回の調査のきっかけとなった東京都八王子市。今年2~3月、子供の防犯・安全対策の一環として、黄色い卵形の防犯ブザーを購入し、4月に市内全70の小学1年生を対象に約5000個を配布したところ、故障の報告が相次いだ。
市教育委員会教育総務課によると、過去に子供が防犯ブザーを投げつけるなどの乱暴な扱いで故障の報告はあったという。だが、今回の故障数は約1000個に上り、「あまりにも多く、使用者の取り扱いとは別に原因があるのでは」との疑念を抱き、7月に同センターに調査を依頼した。
 市教委は「子供の安全を守るものとして信頼して買っており、故障はあってはならないこと。メーカーには万全な対策をとってほしい」と話す。
 立正大文学部の小宮信夫教授(犯罪社会学)は「メーカーは子供の安全を守る製品をつくっているという意識を強く持って、製品管理をしっかりと行う必要がある」と話す。製造者の責任を広くとらえ、「地域の実情を踏まえ、どう利用者に使われているのかも含めて調査研究をすることも大切だ」とも指摘した。
 使用する側についても小宮氏は「普段からメンテナンスを行うなど、製品に注意を払っていくことが求められる」としている。
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 今では登下校時に首にブザーをぶら下げて歩く姿は当たり前になりました。しかし、学校の玄関に入ったとたんブザーが鳴り出すのがよくあります。健気にも自分で直しています。小さい突起物をはめ込めばいいのです。ここにひもがついていて引っ張ると鳴るという仕組みです。何かに引っかかりすぐ誤動作するのです。いろいろな形、素敵な色で出回っていますが、電池切れもあったりして鳴らないことも。常時メンテナンスが必要です。これだけの子どもが使っているのですからメーカーも協力なお得意さんでしょう。不具合がないように改良し実情もつかむ責任がメーカーにもあります。しかし、問題はとっさの場合、子どもがひもを引っ張って鳴らす機転が利くかということとその余裕があるかということです。大声を出したりすぐ逃げたりするのでないでしょうか。ブームのブザーですが、ただでさえ多い持ち物、必要については私は疑問に感じます。

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保護者が大切にしている二大行事は運動会と参観日!

【アンケート】保護者が大切にしている二大行事は運動会と参観日! 2008.10.9 15:00
 学校や幼稚園・保育園の行事では、家庭とは違う角度から子どもの姿を見ることができます。では、保護者はどの程度子どもの行事に参加しているのでしょうか。今回の調査では、多くの保護者がさまざまな行事に積極的に参加していることがわかりました。学校・園の行事に対する保護者の考えを掲載し、どのような気持ちで行事に参加しているのかをご紹介します。
 約75%の保護者が子どもの行事に参加している!
最初に、子どもの学校・園での行事に、保護者がどの程度参加しているのかを伺いました。
「子ども全員の行事にほぼすべて参加している」という保護者は、約75%。「7割くらい参加している」という保護者と合わせると、全体の9割近くになりました。我が子の関わる行事に対して、保護者は高い関心を持っているようです。
保護者は意欲的に子どもの行事に参加している!
次に、保護者はどのような気持ちで子どもの行事に参加しているのかを、伺いました。
「学校・園の行事にとても参加したい」「まあ参加したい」という保護者を合わせると、全体の約8割になりました。その理由としては、「家庭を離れた場所での子どもの生活の様子を知りたいから」という回答が最多。「学校・園の雰囲気や先生の様子がわかるから」「子どもがどのような友達と付き合っているのかを知るため」「保護者同士の情報交換になるから」という回答が続きました。一方、「参加したいものの、仕事が忙しくてなかなか行けない」という声も聞かれました。仕事などの都合で、子どもの行事に思うように参加できない保護者もいるようです。
「子どもの行事に参加したい」と思っている割合が最も高かったのは、いちばん上の子どもが未就学である保護者でした。長子が中学生以上になると、「子どもの行事に参加したい」という保護者の割合は80%未満。長子の学齢が低いほうが、行事に意欲的に参加する保護者の割合は高くなりました。また、子どもにきょうだいのいる家庭のほうが保護者の参加意欲は高く、わずかの差ながら、一人っ子の家庭を上回りました。
 今回の調査では、長子の学齢や、きょうだいの有無で多少の差はあるものの、子どもの行事に積極的に参加する保護者が非常に多いことがわかりました。
保護者は行事の頻度や回数をどう思っているのか!?
回答では「行事の頻度や回数はちょうどいい」が最多で、53.1%でした。しかし、「とても多い」「やや多い」と回答している保護者も4割以上いて、意見が分かれました。行事について「多い」と感じている保護者の割合は、一人っ子の家庭よりも、子どもにきょうだいのいる家庭のほうが高くなりました。育てている子どもの数が多ければ、それだけ行事の数も増えてしまうのは当然ですね。
 長子の学齢を見ると、頻度・回数が多いと感じている割合が最も高いのは、中学3年生の長子を持つ保護者であることがわかります。高校受験と関係があるのかもしれません。また、保護者が共働きでフルタイムの仕事をしている家庭の約半数が「行事の頻度や回数が多い」と回答しており、保護者の仕事の状況も影響しているようです。
保護者が大切にしている行事は、運動会と参観日!
最後に、子どもの行事で保護者は何を最も大切にしているのかを、伺いました。
【行事の中で、あなたが最も大切にしている行事を具体的に教えてください】
運動会 参観日(授業参観) 入学式・卒業式(入園式・卒園式) 保護者会 
個人面談・三者面談 文化祭
大切にしている行事では、運動会という回答が最多。次いで参観日でした。運動会を挙げた理由では、「子どもたちが一生懸命練習してきた成果を見たいから」「元気に体を動かす姿を見れば、子どもの成長を実感できるから」「子どもたちはみんな真剣で、見応えがあるため」という声が多く寄せられました。綱引きなど、保護者も参加できる競技があることも大きいようです。
参観日には「子どもが学校でどのように勉強しているのかを確認することができるから」「授業の内容や先生の指導法を見たいため」「クラス全体の様子を知る良い機会だから」などの声が集まりました。クラスは、学校での子どものコミュニケーションの基本となる集団。参観日ではその様子を直接見ることができるため、保護者の強い支持を受けているのでしょう。
入学式・卒業式は、子どもにとって人生の節目とも言える行事です。「我が子の成長の記念として家族で祝いたい」という声もありました。
保護者会や面談で多かったのは、「保護者同士で意見交換をし、学校の状況をより理解できる」「子どもについてのさまざまな情報を先生から直接聞くことができる」という意見でした。子どもの学齢によっては、面談で進路について話し合うことも多いようです。
保護者が大切にしているのは、子どもの成長を確認し、子どもが学校で現在どのような状況にあるのかを知ることができる行事であることがわかりました。
今回の調査結果からは、「子どもの成長を見守りたい」という保護者として当然の気持ちが伝わってきました。
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 このアンケートを待つまでもなく行事にはたくさんの保護者が訪れます。仕事を休んでの参加は大変でしょうが、親子活動で親の参加の場面もあると大ハッスルです。こんな機会で子どもとともに過ごす時間は楽しいようです。また我が子の成長を実感する、というのもあります。運動会はそのよい場でしょう。クラスの様子を知るのは参観日、懇談会に出ると他の親の考えや意見も聞けます。以前は土日参観や土日運動会開催でした。働く親のためにはそうした奉仕が必要なのかもしれません。

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通知表渡し

いつもの学校の玄関の車を置くスペースがコーンで区切られ駐車できないようになっています。ここは自転車置き場、今日と昨日は通知表渡しです。個人懇談をしながら親が通知表を受け取ります。学校は車が置けないので自転車か徒歩で親が来ることになりますが、両日とも天気はよかったものの雨だったらどうするのでしょう。親も大変です。昨日1年生の子が歩きながらこんな話をしてくれました。お姉ちゃんと下に小さい子が二人いて4人兄弟だそうです。一人っ子や二人兄弟が多い中で、いいね大きくなっても兄弟が多いと楽しいよみたいなことを話ました。下の子は0歳だそうで、1年生のこの子も世話をするんだそうです。そしてお父さん今日仕事休み、といいました。ふうん、じゃあお父さんが通知表もらいにくるんやと聞くと、お母さんが来て、お父さんは家で赤ちゃんの世話とのこと、なるほど分かりました。小さいときは手がかかるし父親も休まないと通知表渡しもままなりません。でも4人も兄弟がいるなんて楽しいなあと思いました。今日は一人の2年生の子が泣きながら歩いています。喧嘩したのか聞くとそうではない様子、朝、お母さんにしかられたようです。毎日が順風満帆ではありません。この子が悪かったのか、お母さんが何かのせいでいらいらしていたのか、親も子育ては大変です。子どもが仕事に就くまでは子どもも苦労しますが親の苦労も大変です。
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 成績表:親に通知当然!? 国立・有名私大で増えてます 「留年防止、説明責任」
 ◇子ども扱いの声も
 学生の成績表を父母らに送る大学が増えている。一部の私大では慣例化していたが、近年、早稲田大などの有名私大や国立大にも広がり、北海道大は今春入学の学生から通知を始めることにした。「成績を知ってもらうことで留年が防げる」「学資を出す人への説明責任がある」などが主な理由だが、大学内部には「学生を子ども扱いしていいのか」との懐疑的な意見もある。【山本紀子】
 「12学部でアンケートを取ったが、表立った反対はなかった。『もう大人なのに』との異論はごく一部だった」。今春、全学部生の成績表を送付することを決めた北海道大の脇田稔副学長はそう話す。
 北大の場合、狙いは「学生のメンタルヘルス対策」という。欠席や留年を経て心身に不調をきたす学生もいることから、履修状況や成績を父母らに伝え、危機意識の共有を図るのだという。
 国立大では、東北大が06年度から工学部など3学部で通知を始め、04年度から一部で導入した横浜国立大は現在、3学部で実施している。埼玉大と滋賀大も昨年度から全学部で始めた。
 一部学部で通知する神戸大は「国立大学法人になり、保護者へのサービス向上に努める必要がある」と説明している。
 一方、私立では、慶応大が50年以上前から通知しているが、明治大(97年)や法政大(99年)のように近年、通知を決めた大学も少なくない。
 「わが子の成績を教えてほしい、という保護者の要望が増えてきた。大学と保護者が連絡を密にすることで、きめ細かい学生指導ができる」。4年前から成績送付を始めた早稲田大文学部の担当者は必要性を強調する。
 ただ「自学自習」をモットーに学生の自立を重んじる学風だけに、一部の教授からは「早稲田らしくない」と反対の声も上がったという。早稲田大では政治経済学部や理工学部も全学生の成績を通知し、人間科学部や法学部は成績不振の学生の親に送っている。
 ある私立大職員は「親に言われないと勉強しない学生もいる。履修科目の相談など学生がすべき問い合わせを親がしてくるケースもある。学生も保護者も以前とは変わった」と漏らした。
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 こちらは大学生の成績表を親に通知という報道、「自学自習」が大学の学びのスタイルであればそこまでしなくてもと思います。単位を取り進学し卒業するのは学生の責任です。我が子の大学の状況を知りたければその親が大学に問い合わせればいいことです。説明責任とか学費を払っているからというのは、消費者ニーズの発想で大学としてはどうなのでしょうか。単位のAがたくさんあればいい就職先をさがしてもらえるのでしょうか。親に通知まではいらないと思います。

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かさむ教育費「産めない」

【教育】大阪の私立小中高 8割超が授業料アップ検討 2008.10.8 07:41 産経
 大阪府の橋下徹知事による財政再建策の一環で補助金が減額された府内の私立小中高のいずれも8割以上が、授業料の値上げを検討していることが府が実施したアンケート結果で分かった。
 府私学課によると、調査は府内の小中高校を対象に実施。いずれも8割以上の回答を得た。回答を寄せた小学校15校、中学校54校、高校83校のうち「授業料値上げを検討」「値上げを慎重に検討」を合わせた学校の割合は小学校87%、中学校91%、高校84%に上った。
 一方、6割以上の学校が経費削減策として「給与カットなど人件費の抑制に取り組む予定」と回答。苦しい経営事情もうかがわせた。
 府は8月から私立小中学校の補助金を25%、高校の補助金を10%削減した。
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 このことは私立も公立も、特に私立にはしっかりした援助がないと学校の経営は難しいことを示しています。それを大阪の知事は削る、これははっきりと庶民虐めです。財政再建ということでこうした犠牲を生んでいいのでしょうか。
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 家計簿からみる日本:転機の構図 かさむ教育費「産めない」 毎日
  ◇年収380万円「我慢強制、ふびん」/一人っ子に年250万円支出
 「妻は子どもを欲しがっている。しかし、子ども1人を育てるのにいくらかかるのか、不安。産むのをあきらめかけている」
 近畿圏の山あいで農業を営む男性(35)は、家計簿を見ながら語った。5年前、脱サラして農家に。朝8時から畑に出てミズナやコマツナを作り、夜は毎日、夜10時過ぎまで塾で教える。ここ数年の手取り収入は平均で年約220万円。介護施設で働く妻(33)も約160万円を稼ぎ、手取りは計380万円になる。貯蓄は農地や機材を買ってほとんどなくなったが、出費を300万円以下に抑え年80万円以上の黒字だ。
 子どもをためらい始めたのは、同年代の友人の子育てを見たから。赤ちゃんのうちからおもちゃをたくさん買い与え、塾や習い事にと、お金をかけている。一人前になるまでの費用を想像すると、気が重くなる。妻の職場は小規模で、育児休業も取れそうにない。妻の収入が見込めなくなるのも不安材料の一つ。農業の収入が不安定なのも気がかりだ。
 男性は「つましくすれば育てられる、とは思う。でも、まわりが恵まれている中、自分の子だけいろいろ我慢させるというのも、どうかと思うんです」。
 妻も、子どもの話を口にしなくなった。
「うちは一人っ子になりそう」と語る首都圏の女性(39)は、大手メーカーに勤める夫(41)、小学3年生の長女(9)との3人暮らし。年収は自分のパートを含めて計約940万円、住宅ローン控除を受けても税と社会保険料などの天引きは年約170万円で、手取りは約770万円だ。
 結婚した時、夫とは「子どもは3人ほしいね」と話していた。長女が生まれた後も、海外旅行を楽しむなど余裕はあった。
 長女が3歳になり、私立幼稚園受験の準備を始めた。受験対策の教室は月10万円。入園後の学費は月4万円。ソルフェージュ教室で音楽の基礎を養い、水泳、バイオリンも習わせた。本も月5~6冊を買う。入園後の学費と習い事、本代は月10万円を超えた。
 多額だったが、ここまでの支出は織り込み済みだった。問題は、予想していなかった出費がかさんだことだ。
 たとえば、自分の洋服代。長女の同級生の父親は、会社社長や医師などが多い。母親は、ブランドのスーツを着こなし、高級バッグを持って娘を迎えにくる。当たり前なのか、自慢話すら出ない。合わせるため、百貨店で買った洋服代に月5万円以上。ランチやお茶の付き合いに月3万~4万円かかった。小学校の制服代も高く、夏用で6万円、冬用で10万円。ジャケットやコート、革靴もいる。子どもはすぐ大きくなり、2年しかもたない。
 「よく教育費の試算が発表される。でも、反映されていない支出が多い」と女性は言う。教育関連の費用は、幅広くとらえると年約250万円、想像の2倍以上かかったと感じる。ボーナスも含めて年間の収支はカツカツだ。
 女性は「子どもにはできるだけのことをしてやりたい。私立は教育熱心でしつけもしっかりしてくれる。子どもの友人関係も将来きっと役に立つ。だから母親同士の付き合いも必要」と話す。
 ◇「中学から私立なら、年収800万円以上必要」
 教育費はいくらかかり、私立受験の実態はどうなっているのだろうか。文部科学省の調査(06年度)によると、教育にかかる費用は、幼稚園から高校まで公立の場合571万円。すべて私立なら1678万円。私立小は公立小に比べ授業料や入学金など学校教育費が13・8倍、塾や習い事など学校外活動費は2・4倍かかる。それでも、私立受験熱は年々高まり、大手学習塾の四谷大塚によると、東京・千葉・神奈川・埼玉の1都3県の小学6年生のうち昨年度、中学を受験した割合(国立校を含む)は17・7%と最高を記録した。
 ◇ファイナンシャルプランナー、藤川太さんの話
 年収400万円以下でも心配なく子供は育てられる。ただ、30~40代の夫婦で「質の高い教育を受けさせたい」という人は急増している。塾や習い事まで考えるなら、相当な節約が必要だ。特に私立校に通わせると、関連費用を含めすべての支出が多くなりがち。中学からでも年収800万円は必要だ。それでも、毎月の家計が赤字というケースは珍しくないので、周りを気にせず支出に優先順位をつけて絞ることが大切。公教育が充実していれば、教育費を理由に出産をためらう夫婦は減るはずだ。お金のために子どもが産みにくい社会になりつつあるのは、政策が間違っているとしか言いようがない。
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 これだけお金がかかるのだから公立の小中学校に入ればいいと思うのですが、それでは公立は費用負担が少なくてすむかというとやはりお金がかかります。母親のつきあいの洋服代ということまでにはならないと思いますが、二人目、三人目をお金がかかるため、ためらっている夫婦も多いと思います。子どもが大学を卒業するまでに投資する額は100万単位ではない場合もあるのではないでしょうか。お金のかかる日本の教育、原因は国の教育予算世界の国と比べてもダントツに低く、援助制度が弱いからです。

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熊、相次ぎ人襲う

熊、相次ぎ人襲う 新潟・南魚沼の林、2人大けが2008年10月5日12時36分 朝日
 5日午前6時40分ごろ、新潟県南魚沼市黒土新田の林の中で、近くに住む無職戸田ハツイさん(75)が熊に襲われて頭部に大けがを負った。
 また、1.5キロほど離れた同市山崎で同7時ごろ、近くに住む石田計正さん(68)が農道を自転車で走行中、道路脇にいた熊に襲われ、頭の骨が折れる重傷を負った。
 南魚沼署によると、2人を襲ったのが同じ熊なのかははっきりしないという。地元の猟友会員約15人が熊の行方を追っている。
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 この秋は熊の出没が多いとか、それはブナなどの実が不作だと言われています。子ども達の絵本に登場する熊さんは優しくて力持ち、人を襲う動物ではありません。自分としても山にも時々登りますが、こちらの存在を知らせることで熊との突然の出合いを避けることが出来ます。熊はそうした場合攻撃的に向かってくることはないと言われています。この記事の前者の人はキノコを採っていて後ろからおそわれたとか、おそらく静かに採っていて熊も至近距離で気づいて襲ったのだろうと思われます。自転車の人もばったり出会ったかっこうになったのでしょう。この二人とも何か音を出して存在を知らせていてたら熊は逃げたに違いありません。里山荒廃で人の生活が消え、そこにいた犬などがいなくなったのも原因と言われています。そうするとそこの柿の実を食べ味を覚えるともあ止まることなく里山へ降りてきます。里山にある蜂もねらいと言われています。
 山道を歩いていて蒸し暑く熱中症かなにかで自分がばてて、道の途中でグループ5人で座っていたことがあります。そこは尾根の道、両側は笹藪です。下山の時でしたが下ってきた道の右の笹がざわざわしました。誰か人が上がってきたのかとその時思ったのでしたが、現れたのは大きな熊、距離は5メートル、口からよだれを垂らし、体の毛は黒光りでした。あとで思えば動物臭い臭いが急にしたのでした。こちらのメンバーは逃げるとか大声を出すとかそんな余裕もないほど突然のことでしたが、幸運にも何を思ったかその熊は急に首を向こうに向け反対の笹藪に降りていきました。多分5人固まっていたので脅威を感じたのでしょう。この時も大きなしゃべり声があったら熊は回避したはずです。疲れてみんな黙って座っていて遭遇したと見るべきでしょう、もともと熊の生息域に人間が入っているのですから。妙法山の念仏尾根あたりの出来事でしたが、熊を悪者にしてはいけません。子ども達に夢を運んでくれる大事な生き物ですからそれなりの対処法で被害を減らしたい、そう思います。本当は今、熊以上に被害が大きく人への危害も心配なのがイノシシと聞きます。いずれにして政治の失敗で里山と森林環境を荒廃させたことが大きな原因ですから、熊には寛大にと思います。

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通知表作成と渡しがあります

10月11日12日13日は3連休ですが、この時で前期が終わり、週明けから後期が始まる、これが2学期制ですが、なんともへんな感じです。やはり昔からの1学期2学期3学期の方が夏休み、冬休みの区切りもあり分かりやすく自然ですよね。
それで前期が終わる11日前に通知表作成と渡しがあります。なんでこんな時期にこんな忙しい仕事が入ってくるのでしょう。その通知表に書く評価ですが、テストなどの点数をもとに、Aが何個以上あるから評価はA、何個しかないからC、とパソコンで機械的にはじき出すのが今は普通とか。まてよ、中学のようにテスト中心の評価とは違って小学校では授業の様子や、いつも発言しない子が頑張って発言するようになったからこの子は少し上げてりたいとか、ノートに自分の考えがよく書けているからこの子も上げてやりたいとか、仕上げは雑に見えるけどこの子の思いがよく個性的に出ているから上げてやりたいとか、そうした総合的なものが評価であったはずです。
 テストの集計をパソコンで機械的に判別してそれが前期の評価だ、というのはどうなのでしょうか。そのために苦手な教師もみんなパソコンに向かっているとしたら、これはパソコンが悪者になります。
 なんというか暖かい評価、その子のよい所やがんばりをその子の顔を思い浮かべながらつけていくのでなく、無感覚に集計だけが走ってしまう評価は学校教育としては不向きではないでしょうか。もともと人を評価するというのは難しいことで主観も入ってしまうし、その子のがんばりを記述で表すのが小学校ではよいのではと以前から思っています。こんな時期に通知表をもらっても子どももあまりうれしくないかもしれませんね。

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放課後の小学生向けに体験型の教室、続々

生活力:養成狙い 放課後の小学生向けに体験型の教室、続々
 ◇理科実験、まち探検、経済教育…--塾、民間学童など
 子どもの放課後を変える試みが始まっている。狙いは「生活力」の養成。経済教育や理科実験、体験型の学びの場を、企業やNPOが提供する動きが目立っている。【岡礼子】
 理科実験をカリキュラムに取り入れ、生物に触れるチャンスを作っているのは学習塾の「ファインズ・グループ」(東京都国分寺市)だ。
 きっかけは、代表の中野耕治さんが「魚や泥に触って遊んだ経験のない子がいる」と痛感したことだ。知り合いの子が動かなくなったカブトムシを見て「電池はどこ?」と言うのも耳にした。小3・小4で月に3回、小5と小6は月1回、てんびん作りやフナやカエルの解剖に挑戦する。
 東京都台東区にあるNPO「CANVAS」には、木曜日の放課後になると近所の小学生が集ってくる。江戸の下町情緒が残る「谷根千(やねせん)地域」(谷中、根津、千駄木)の商店などを取材して、ブログなどで発信するためだ。
 低学年も高学年も一緒に取材先への質問を考え、カメラやメモ帳を持って町を歩く。
 CANVASは地域で子どもが学び、育つことを目指し、港区から、古くからのコミュニティー意識が残る台東区池之端に本拠を移した。07年に「キッズ地域情報発信基地局」と名づけた取り組みを始め、07年度は延べ140人が参加した。参加費は各回500円。
 副理事長の石戸奈々子さんは「誰でも情報を発信できる時代なので、自分で素材を集め発信する力を身につけてほしい。地元を見直すことにもつながり、他人の写真をブログに載せる時は許可を取るなどのモラルも学べる」と話す。
 東京都板橋区にある民間の学童保育「キッズベースキャンプ本蓮沼」。キッズコーチが「好きなものを書いてね」と呼びかけた。小学校1、2年生12人が「カブトムシ」「プール」「(ニンテンドー)DS」と書き始めた。コーチは幼稚園教諭や保育士などの資格を持つ若者たちだ。
 「算数」に関係する仕事を考えた時は「時計屋さん」「先生」と元気に声が上がったが、続かない。コーチが「DSはどこで買ったの?」「プールにはどんな人がいた?」と声をかけ、ゲーム機を売る人、プールの監視員など、関連した仕事を思いつくよう促した。
 キッズベースキャンプ(東京都世田谷区)は今年6月、社会や経済の仕組みを身近に感じてもらうため、小学1・2年生向けの経済教育も始めた。流通の仕組みを紙芝居で学んだり、模擬店で売り買いを体験したりする1年間のプログラム。東京、神奈川の9カ所で実施している。
 本蓮沼店に小学3年生の娘(8)を通わせる板橋区内の母親(36)は「(好きなものから仕事へと)話が広がっていく。仕事について親の価値観だけではなく、コーチや友達の考えに触れる機会ができていい」と話す。
 放課後の子どもを預かる「学童保育」は月4万2000円(週5日)。「生きるための経験を積む遊び場が地域にない」という島根太郎社長の考えから始まった。ボランティアで町のごみ拾いをしたり、かしわ餅や月見団子など伝統行事にかかわる食べ物を作る、など多彩なプログラムを用意している。  毎日新聞 2008年10月5日 東京朝刊
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 子どものためによかれと思うことをあれこれ準備するのは場合によっては必要かもしれません。しかし、こうしたこれでもかといろいろ出てくると食傷気味になるのが自然ではないでしょうか。魚や泥にさわって遊んだ経験がないとありますが、そうした場所や時間を子ども達から奪った罪こそが大人社会の責任として問われることではないかと思います。これは快適な季節のもと散歩やジョギングで汗を流せばいいのに、部屋に閉じこもって運動しているジムの様子と似ていると思ってしまいました。今、放課後子どもにはみんなと自由に遊ぶ時間が必要です。塾のような分刻みの設定はますます心のちぐはぐな子どもを作るだけです。

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芹谷ダム建設中止へ

芹谷ダム建設中止へ
 滋賀県は二日までに、県営芹谷ダム(多賀町)計画について、今後二十年間の「湖東圏域河川整備計画」に位置づけず、堤防補強と地域防災力の向上を目指すと、ダム建設中止の方針を固めました。五日に彦根市内で開く芹川川づくり会議に正式に示す予定です。
 芹谷ダムは芹川上流に計画されましたが、地盤がぜい弱で、支流の多賀町水谷に「穴あきダム」として計画。山腹に導水トンネルを建設して芹川の洪水を流し込む計画でした。
 県民は「無理な構造で効果も疑問。川の堆積(たいせき)土砂の処理が先。自然環境を破壊するダムで、危機的な県財政をより深刻にすべきでない」などと、安曇川の県営北川ダム(高島市)とともに見直し・中止を求め約二万の署名を提出。河川整備計画のないダム建設は違法と、差し止め住民訴訟も進められています。
 県は、県内河川の長中期的な整備の優先度を検討し、芹川は優先整備が必要なAランクに位置づけました。しかし堆積土砂の除去で三十年に一度の洪水を防ぐという当面の整備目標は達成でき、きびしい財政事情からも、多額の費用のかかるダムは計画に位置づけないと判断しました。
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 最近こうしたダムの建設計画が住民運動の影響もあって中止や凍結のニュースが時々目に入ります。一昔、ダムの目的は発電と農業用水、そして治水対策でした。でも今は、治水対策だけになっていてそのためにダムを建設する意味が様変わりしているということのようです。その治水のためにダムというのは非効率的です。その建設費で護岸工事や川底の掘り起こしをすることがよっぽど賢明です。ダム建設の技術は日本の場合は高い、それは黒四ダムを見れば分かるし、誇っていいことです。しかし、ダム建設で自然破壊もそうですが、どれだけの数の集落や学校が水没し移転を余儀なくされたか、その犠牲の大きさも考えるべきです。そうしたことも勘案した場合、ダム建設は費用の無駄になります。川の学習で発電の学習で子ども達はこうしたことについてどんな見方をするのでしょうか。

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児童に英語中学教諭が授業

児童に英語中学教諭が授業 八王子六中―三小連携(東京多摩)
 八王子市立第三小学校(杉浦渉校長)で、同市立第六中学校(斉藤孝司校長)の教諭が6年生に英語を教える試みが始まった。来年3月まで計7回を予定しており、中学教諭が小学校で定期的に授業を行うのは珍しいという。
 両校は徒歩5分ほどの距離にあり、三小の卒業生の大半は六中へ進学する。昨秋には、小中連携促進のため、両校の教諭らでつくる「小中連接特別委員会」が発足。児童・生徒が合同で八王子について学ぶ授業や、小中共通の漢字、計算テストを実施して学習指導に役立てるアイデアなどを検討している。
 今回の試みは、学習指導要領の改定に伴い、2011年度から小学校でも「外国語活動」の授業が義務付けられることを見据えたもの。初回は9月29日、総合的な学習の時間を活用して行われた。六中の岩崎浩示教諭と飯田文子教諭が2クラスに分かれ、6年生約90人に平易な英会話中心の授業を実施。六中の2年生5人も、児童に見本を示したり、声をかけたりするアシスタントとして加わった。
 最初は児童たちも緊張気味で、岩崎教諭の「How are you?(ごきげんいかが)」という呼びかけに、小声で応じるのが精いっぱい。しかし、じゃんけんなどのゲームを交えて授業が進むうちに、楽しそうな表情に変わり、仲間同士で元気に英語のあいさつを交わしていた。
 6年2組の清水一樹君(11)は「英語の授業は初めて。とても楽しかったし、次が待ち遠しい」と笑顔。岩崎教諭は「3学期が終わるころには、英語で自己紹介ができるようにしたい」と話していた。
 また、三小の杉浦校長は「学力向上には、小中学校9年のスパンで何をすべきかを考えることが必要。中学教諭の授業はいい刺激になる」と手応えを得た様子だった。
 両校は今後、三小の教諭が六中で授業を行うことなども視野に、さらに連携を強化していく考えだ。  (2008年10月3日  読売新聞)
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 地域での小中連携はこれからも必要なことです。でもこの場合の英語での連携はどうなのでしょう。中学は受験英語が主体と認識しています。英会話を通して外国の文化を学ぶという中身とは違っていると思っているのですがどうなのでしょう。それをゲームの扱いで小学生に英語活動として学ばせるというのは基本線が一致しているとは思えません。
  地域での小中連携は認めますが、英語についてはどうかなという思いです。なぜ小学校に英語、の疑問も消えませんが、するのなら外国人講師のインストラクターの方がよりベターだとは思います。

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ドングリのコマ何分回るかな?

ドングリのコマ何分回るかな?豊田の小学校で大会(愛知)
 豊田市立平井小(千賀啓三校長)で30日、学校林で採取したドングリをコマにして遊ぶ「どんぐりごま大会」が開かれた
 同小は、1987年度に市の「特色ある学校づくり」研究校に指定されたのを機に、自然とふれ合い、心豊かな児童を育てようと、約100種の樹木がある学校林「やまびこの森」(約3000平方メートル)や学校周辺の自然を生かした自然愛護活動「やまびこ活動」を行っている。
 こま大会は、やまびこ活動の一環として、87年から実施している。48のグループ(1グループ約10人)で、採取したドングリにつまようじを刺し、どれだけ長い間、コマが回るかを競った。 (2008年10月1日  読売新聞)
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 秋は収穫の季節、そして子ども達にとっては自然とのふれあいが最高に楽しい季節です。朝顔の色染め(色つけ)から始まって、ほうのきなどの大きな葉っぱでお面づくり、くっつき虫での遊び、ねこじゃらしでのいたずら、そしてドングリごまなどまだまだあります。葉っぱのこすりだしも喜ぶし、葉っぱ2.3枚を画用紙に並べて自由な発想で周りに絵を描かせてもとても喜びます。生活科でも単元としてそのような教材を多く扱っています。収穫といえばザクロやアケビは見たこともないし食べたこともない子も多くいます。イチジクもそうでしょうか、食べたことがないので口にしても酸っぱい苦いで終わってしまいます。実りの秋は収穫を喜び感謝する祭りの季節でもあります。収穫祭として学校でもいろいろな行事が組まれている所もあります。何かこう胸躍る季節、夏とは違う落ち着きのある季節を肌で子ども達も感じ取ったらいいですね。

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