ボランティア
もうすぐ7月、今年はカレンダーの関係で7月18日から夏休みに入ります。その夏休みの最後の方にボランティアの日というのが新設されました。学校によっては掃除をしたりいろいろです。昨年水害で被害にあった時、浸水家屋に中学生が駆けつけて泥の排出作業を手伝った、このことにちなんで全市でボランティアの活動をしようということになったようです。ボランティアってなんでしょう。朝、学校に行くと挨拶でクラスごとに日を変えて玄関で「おはようございます」と呼びかけています。これも言ってみればボランティアでしょう。そうしようと思う気持ちがあってはじめてボランティアはその意味を持ちます。学校で子ども達が話し合い相談してそれではやろうということであれば納得ですが、それもなくて全市一斉にやりましょうでは子どもの頭を素通りです。意欲にもつながりません。このボランティア、教育活動の大きな評価の対象になります。高校受験や大学推薦入試の時、この経験があるか問われるとか、ですから意に反してもそうした活動に参加させることが学校で広く行われることになります。空々しい慈善が大手を振ってまかり通る、こんなことが学校で増えてきました。道徳を全教育活動で行うという改訂された指導要領にるものでしょうが、本音を語り合う教育とはますますかけ離れることになります。そうした学校を卒業した子ども達はどんな人になっていくのでしょうか。私もその水害の時、ボランティアで作業に参加しました。若者が自主的に参加している姿が多いのです。夏休みということもあったのでしょう。それより以前の能登での地震の時もバスでボランティアに行きましたが、この時も若者がたくさんいました、寒い雨の日でしたが。つまりボランティアを強制されて育った子でも、まともな感覚で自分の意志でボランティアに加わる健全さを持っているということです。やはり人間ですてたものでないし、機械的なボランティアの導入を学校や市も気づいてほしいと思います。
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