高齢者の4人に1人「暮らし向き苦しい」

高齢者の4人に1人「暮らし向き苦しい」 内閣府調査  12月23日
 高齢者の4人に1人が、現在の暮らし向きを「大変苦しい」「やや苦しい」と感じていることが、内閣府が22日発表した「高齢者の生活実態に関する調査」でわかった。特に「大変苦しい」とした高齢者のうち、衣類や食品を買えなかった経験を持つ人が1割を超えた。
 調査は今年2~3月、全国の60歳以上の男女5千人を対象に実施し、3398人から回答を得た。
 現在の暮らし向きは、「普通」と感じている人が65.2%で最多。「やや苦しい」が19.2%で次に多く、「大変苦しい」も7.2%あった。一方、「ややゆとりがある」は7.4%、「大変ゆとりがある」は1.1%だった。
 生活が「大変苦しい」と答えた人に過去1年間の状況を聞いたところ、「家族が必要な衣類が買えなかったことがある」が19.3%、「食料が買えなかったことがある」が15.6%、「料金の支払いが滞り、水道・電気・ガスを停止されたことがある」が4.9%。
 病気など困った時に頼れる人の有無を尋ねると、「いない」とした人が、一人暮らしの男性では24.4%。一人暮らしの女性の9.3%を大きく上回った。(高橋福子)        朝日
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 高齢者のこの心細さはどうしたものでしょうか。今まで一生懸命働き、生きてきて、世の中に貢献したであろう高齢者がこの状態というのはあまりにもですね。声を上げないから、うっちゃっておけばいいのでしょうか。内閣の発表した数値です。子もいるでしょうし、孫もいるでしょう、そんな高齢者がこの状況では子どもにとってもよくありません。
 そして、一つ気になるのは「病気など困った時に頼れる人の有無を尋ねると、「いない」とした人が、一人暮らしの男性では24.4%」ということです。身より、親戚、家族がいない状況なのかもしれません。しかし、知り合いや友達を作り頼れる人を作っておくことは、生きるすべにつながる気もします。たとえ金銭の援助がなくても、精神的な安心の点からそうした人のつながりを作っておくことは必要です。そのことが痴呆防止にもなります。地域で、施設で、このつながりを作ることを政策にもして、そのことも含めた対策を急ぐ必要があると思います。

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記者の目:学力テストを教育現場から考える

記者の目:学力テストを教育現場から考える=田中博子
 07年度から実施された全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)は、事業仕分けで「抽出対象を絞り込む」と判定された。全員対象から40%の抽出方式に切り替える方向だったが、抽出率はより縮減される見通しだ。結果の公表で「序列化を招く」とも批判されたが、市町村別の平均正答率公表で揺れた大阪府の教育現場から、学力テストのあり方を考えてみたい。
 大阪府の橋下徹知事は初当選した昨年1月の知事選で、「子どもが笑う」をキャッチフレーズに、子育て・教育支援の充実を訴えた。同年8月、学力テストの結果が公表され、小学6年生、中学3年生ともに低迷していた。知事は府教委を批判し、「百ます計算」の陰山英男氏らを教育委員に任命した。塾と連携した補習、教材開発など学力向上策も進め、全国で初めて、府内の市町村別の平均正答率を公表した。
 文部科学省は、序列化や過度な競争を避けるため、都道府県教委に対し、市町村別の平均正答率の結果を公表しないよう求めている。しかし橋下知事は「大阪では必要。譲れない」と一歩も引かず、情報公開の徹底、競争が質を向上させる、という考え方も一貫している。全校で土曜補習を始めたり、授業改善に動き始めた自治体もある。
 だが、それだけで学力問題が解決するほど実情は単純ではない。大阪府は、経済的に困難で就学援助を受ける家庭が6年生で3割以上ある小学校が33%を占め、全国平均(9%)を大きく上回る。
 私はいくつか学校を訪ね、学習環境に恵まれない子どもを支える教職員を見た。そこでは知事の声高な掛け声にとらわれない、地域に根ざした教育が実践されていた。
 大阪府中部にある小学校は、給食を準備する15分間を、授業の理解が遅れた児童の補習にあてている。教師は児童の脇にしゃがみ込み、分かるまで付きっ切りで教える。別の小学校は、親が朝食を用意できない児童のために、教師がポケットマネーでパンと牛乳を準備していた。時間を惜しまず、児童の環境の差を埋めようとする教師の姿に頭が下がる思いだった。
 今年度、大阪府の小学6年生の結果が上がった。橋下知事は一連の学力向上策の成果と評価する。でも私が取材した学校は、いずれも直接的な学力対策だけでなく、友人や家族、地域との結びつきを重視する教育が学力の向上につながっていた。
 さらにいえば、生徒会を中心に学校行事を運営することで生徒の集団づくりをしている中学校もあった。経済的に苦しい家庭が3割を超える小学校では、4年生になると、仕事や子育ての思いを親から聞き取っている。児童が家族との関係を深め、自分に誇りを持てるようにするためだ。周囲との安定した関係が子どもの学習意欲を育てるという。こうした学校では、抱える事情にかかわらず、子どもたちが伸び伸びと学校生活を送っているという印象を受けた。学力テストの成績が上がった実例も聞いた。
 こうしてみると、都道府県での順位に一喜一憂する橋下知事や府教委の姿勢は上滑りな感じがして仕方がない。学校や地域間の生活環境の違いを考慮せずに市町村別の平均正答率だけを比べても意味があるとは思えない。
 全員参加型テストが残したものは何だったのか。学校を騒動に巻き込んだだけだったのか。特に大阪ではそういう面が大きい。しかし一方で、プラスの面もあったと思う。

 学力調査と一緒に実施された学習状況調査は、生活状況でも大阪と全国に差があることを明らかにした。朝食を取らない子どもが多い、早寝早起きができていない、と感覚的に語られてきた大阪の子どもの生活の乱れが数値で示され、課題として認識された。この意義は大きい。
 07年度の学習状況調査で、家庭での読書時間が少ないことが課題になった大阪府高槻市は昨年6月、全小学校に図書館支援員を配置した。読み聞かせをしたり、市立図書館と連携して新刊を紹介する。貸出冊数が増え、本に興味がなさそうだった児童も図書館に来るようになった。学力調査と学習状況調査を合わせて考え、課題を見つけて克服する動きが芽生えている。
 学力テストの結果は、「競争」に使うのではなく、子どもたちを支えるために大人が何をできるのかを考えるために活用できるはずだ。抽出方式にするのは賛成だ。結果が早く出るので、教育現場が課題を速やかに把握し対応できるメリットがあるからだ。
 教育行政にかかわる人は、平均正答率だけでなく、学習状況調査の結果も深く読み込み、人や予算を充実させて、学校現場の地道な取り組みを支えることを求めたい。 (大阪社会部) 毎日
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 この記事は大事なことを指摘しています。知事が目の色変えて、点数と順位のアップをトップダウンで叫んだからそれらがよくなってきたんではないということです。この記者の目もいいですね。
「 知事の声高な掛け声にとらわれない、地域に根ざした教育が実践」「 給食を準備する15分間を、授業の理解が遅れた児童の補習にあてている」
  「親が朝食を用意できない児童のために、教師がポケットマネーでパンと牛乳を準備していた。時間を惜しまず、児童の環境の差を埋めようとする教師の姿に頭が下がる思いだった。」の文字にそれが分かります。
 このことからも分かるように、子ども達を育て学校を運営しているのは全国の多くの良心的な教師なのです。どれだけ上からたたかれようが、管理が強くなろうが、黙々と絶え、ひたすら子ども達のために日々奮闘している多くの教師がいることをこの記者は見抜いています。つらいけど教師は自信を持つべきだと思います。

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消波ブロックの位置は

千葉・成田市立玉造小学校 鳥海雅弘さん 消波ブロックの位置は 12月21日
 「なぜ、波のない川に消波ブロックがあるの?」。鳥海先生は5年1組の理科で問いかけた。
 これまで、映像を見せながら「岸や防波堤に直接、波があたるのを防ぐ」と、ブロックの役割を説明してきた。でも、なぜその場所に置かれるのかについては、みんなはまだよく分かっていない。
 題材にしたのが茨城県などを流れる那珂(な・か)川。台風などでよくはんらんし、水害をもたらす川だ。先生は蛇行するこの川の異なる4地点を示し、実際に消波ブロックの置かれている場所を予想させた。
 4地点は(1)まっすぐに流れている川の上流にかかった橋のたもと(2)川の真ん中(3)カーブの内側(4)カーブの外側。クラスの34人のうち、(1)は6人、(2)が2人、(3)がゼロ、(4)19人、7人が「不明または理由が分からない」だった。
 授業では、予想が絞られた3地点を中心に、予想ごとにグループに分かれて討論することに。
 まず最初に、みんなは選んだ地点と理由をプリントに書いた。さらに、他の地点になぜ反対なのかその考えも必ず付け加える。「子どもにとって相手の意見の趣旨をくみ取り、質問するのは難しい。あらかじめ考えをまとめれば、論点が明確になる」と先生はねらいを説明する。
 討論で、水の流れの速さをめぐって最も意見の差が明確になったのは、「川の真ん中」を選んだグループと、「川のカーブの外側」を選んだグループだった。
 「真ん中」グループは、「川の両端は岩が多いので、流れが遅いと思う」と説明した。予想には必ず理由をつける、というのが先生のルールだ。「一番流れが速い真ん中に消波ブロックを置けば、水の勢いを弱めて、下流の被害が防げる」と理由をまとめた。
 これに対して、「外側」グループは、「川の内側はそんなに岩が削れない。外側が一番流れが速いと思う」「カーブに消波ブロックを置けば川の流れが変わり、水の勢いが弱まる」と発表した。
 続きの授業は、校庭に出て実験だ。グループごとに川の模型を用意。傾斜をつけた箱形の容器に、しめらせた砂を敷き、中央部分を長さ約90センチ、幅約10センチに掘ってカーブをつけてある。条件をそろえたうえで、予想した地点に、紙粘土で作った「消波ブロック」を置き、水の流れを観察した。
 「自分たちが予想した場所だけでなく、他の地点も水でどう変化したか観察して」と先生。
 「川」に勢いよくペットボトルの水を流すと、「あっ!」。真ん中にブロックを置いたグループから、「下流の土が削れている」と声が上がった。カーブの外側の土が、削れてしまったのだ。
 カーブの外側に置いたグループは「どこも削れていない!」。見守っていたみんなから、拍手が起きた。ブロックを置かなかった時は、外側のがけが崩れた。
 カーブの外側を選んだ子は、結果のまとめに、「消波ブロックをおいたらがけもくずれず、下に土もたまっていなかった。おかなかったらけずれて、土もたまっていた」と予想の裏付けを記録した。
 驚きと発見の実験をとおし、みんなは、ダイナミックな川の流れを体感した。(山根由起子)   朝日新聞 
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 予想させ、その理由を討論させることで問題意識と関心をより鮮明にさせています。それはそれとして大事なことと言えます。そして模型での検証、結果は驚きと同時に確かな学びにつながっていきます。子ども達にとっては楽しい授業と言えるし、考える授業でもあります。蛇行した川で外側にかかる流れの圧力は大きく浸食されます。実際郊外に出かけた時などでそれを見て、そこにどんな工事がされているかみることでさらにはっきりします。こうした学習から河川に興味を持ち、その関係の道に進む子が出るかもしれません。

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視力0・3未満の小学生7・3%で過去最多に

視力0・3未満の小学生7・3%で過去最多に 12.20
 視力が0・3に満たない小学生の割合が、平成20年度より0・2ポイント増えて7・3%に上り、過去最多となったことが文部科学省の21年度学校保健統計調査速報で分かった。調査項目に加わった昭和54年度の2・7倍に増加。視力低下が止まらない現状が浮かんだ。
 背景には、幼児期からのテレビゲーム、パソコンの影響があるとみられ、文科省は「以前より目を酷使する機会が増えたのではないか」と分析している。
 速報によると、「0・3未満」の児童の割合は、6年が14・9%(昨年度比0・9ポイント増)、4年が8・4%(同0・5ポイント増)。1年は1・0%、2年は2・7%でいずれも昨年度と同じ割合だった。中学生は0・4ポイント減り、22・0%。高校生も0・7ポイント減の27・7%だったが、「1・0未満」の割合は1・4ポイント増加し、59・4%を占めた。
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 視力低下は予想されたことですでにもうその傾向があることも大分前から指摘されています。ゲームやパソコンの影響はその通りですが、他の面での関係もあるとされます。それは食事、姿勢、生活環境、体力、動体視力などです。例えば高いところから遠くの景色をゆっくり眺めるという生活があれば視力の低下を防げるとされます。山へ登ることでこれが出来るでしょう。スポーツでボールを追えば目の訓練になります。目にいい食事もあります。それらの総合で視力が悪くならずにすむ、ということになるのでないでしょうか。歯の衛生も然りです。根本の生活を見つめ直すという観点はいつもいるのではと思います。

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ある人の投稿で

 ある人の投稿で、家の家電をたくさん使っていてブレーカーが落ちたというのがありました。家族が何人もいて寒い季節、暖房のためにも使っているとたくさん電気が流れます。灯油などより電気がクリーンなのですが、この使用を料金割安の点から考えるのはエコにはならないのでしょうか。というのは私の家は深夜割引システムになっています。そうすると深夜多く使っても料金的には安い、やはりこれは地球環境には優しくないのですね。使用料そのものを減らすという意識にならないと。それでもその関係で日中の電力使用を減らそうという意識は高くなりました。 朝8時までが深夜料金の時間帯なのでここまではエアコンを使い、それからは畜暖にします。これはスイッチオンにしなくてもまわりが暖かく部屋もぬくもります。そして思い切って太陽光のシステムも入れました。日中日が差すとこの発電で家の電気はまかなえるので、電力会社からの買い取り料金はゼロになりますが、今の時期、この天気の悪さはどうも、というところです。なんかちくはぐなことになっていますが、電気使用を減らそうという意識だけはあると思っているのですが、どうすることがいいのか、まだ分からないことが多い日々です。

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千円高速「ガス欠」急増

千円高速「ガス欠」急増 増える渋滞、減るスタンド12月20日  朝日
 高速道路の大幅な割引が始まった今春以降、高速道路を走行中に燃料がなくなった自動車から日本自動車連盟(JAF)に出動を求めるケースが急増している。割引で利用者が増え、渋滞が多発した影響という。景気低迷で高速道のガソリンスタンドが減っていることも、追い打ちをかけているようだ。
 「予想外の渋滞でガソリンがなくなってしまった」「なんとかパーキングエリアまでたどり着いたが、次の給油所までもちそうもない」。JAFには4月以降、高速道を走行中の会員からのこんな連絡が相次いでいる。
 いまのところガス欠による事故の報告はJAFに寄せられていないが、走行中に本線で止まれば追突される恐れがある。故障などで路肩に停車中の車が追突された例は過去にあり、極めて危険だ。
 JAFによると、燃料切れによる出動はここ数年、減少傾向にあった。ところが、高速道で「一律千円」の割引が始まった3月末以降、状況は一転した。4月は前年比約11%増の1289件。割引のある土曜、日曜が突出して多い。その後も前年を上回るペースで出動が続き、夏休みの8月には1769件で前年を25%も上回った。お盆期間(8~16日)に限ると36%も増えている。単に高速利用者が増えただけではなく、「これまで高速道を使うことが少なかったドライバーが、燃料消費のペースを読み違えた」といったケースもあるという。
 さらに、最近の給油施設の減少も関係しているとJAFはみている。
 高速道路各社では旧日本道路公団時代からの指針で、おおむね50キロごとに給油施設があるサービスエリア(SA)を設置してきた。しかし、最近は景気低迷や原油価格の高騰で、採算がとれなくなった給油施設の閉鎖が相次いでいる。東北自動車道の下りでは今年3月末、花輪SA(秋田県)の給油施設が閉鎖された。これにより、岩手山SA(岩手県)から青森東インターチェンジ(IC)まで、約156キロも給油施設がない状態になっている。東日本高速道路の管内では05年以降、8カ所の給油施設がなくなった。
九州・沖縄でも今春、24カ所のうち7カ所が休止や廃止に。九州自動車道下りの宮原SA(熊本県)から宮崎ICの約140キロなどで給油施設がなくなった。JAFによると、こうした「空白地帯」でガス欠を起こすケースが目立っている。西日本高速道路は「利用の少ない給油施設はやむなく閉鎖したが、残っている施設はできる限り維持してゆきたい」と話している。
 気温が下がる12月は、バッテリーがあがってしまうトラブルに対応する出動がもっとも多い季節でもある。JAF広報部は「万が一のためにJAFが控えているわけだが、安全のためにも高速の利用前に燃料の残量と、バッテリーの状態をチェックして」と呼びかけている。(佐々木学)
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 高速道で「一律千円」の割引を利用して車に乗る子どもも多いと思います。この年始も渋滞で混むことが予想されます。高速道の話題が続きますが、本当にこれは国民のためになるのか、得をしているのかということです。地球温暖化に逆行しているということは子どもも理解できると思いますが、交通体系を崩し、公共交通の運営に支障をきたしていることも見過ごしてはいけません。高速バス、フェリー、電車の客が減少し、トラックなどは対象外です。長距離を走ると得のように見えますが、しかしこのようにことを絡めてトータルで見ると得とは言えない、CO2をまき散らす点では世の流れに逆行しています。早くこれは止め、1人1人も次の姿を考える時だと思います。要は不要の車には乗らない、自転車、徒歩で。公共交通を利用する。電気自動車などの普及に関心を持つ。などが考えられます。高速で走れる道が渋滞というのはそもそもここからちぐはぐになっています。こうした逆さまの政策はすぐ止めるのも大事な政治の仕事だと思います。

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日本国憲法

13条 すべて国民は、個人として尊重される。
25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努    力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在および将来の        国民に対し、侵すことのできな永久の権利として信託されたものである。
 例えばこの3つの条文を読み返してみて、今の日本はどうなっているんだろうと思います。
 治安は安全かというとそうでもありません。以前ローマへ旅行した時、地下鉄でコロシアムに向かう朝、いきなり頑強な男数人にドアの近くで取り囲まれて身動きとれないようにして、腰バックのファスナーを開けられました。すぐ気づいたので難を逃れましたが、日本はそのようなことはありませんが、それでも夜道、女性が襲われるように安全とは言えません。サイトでだまされ振り込み詐欺が横行しているのも本人の不注意になっていますが、やはり治安に関係あると思います。
 もうすぐ正月、1年前は年越し派遣村がマスコミを大変困った問題として賑わしました。それがどうなったか、今度もさらに多くの人がその助けを求める形で再来しそうです。
 政権が代わったのですが、この問題も全くと言っていいほど進展、好転していません。13条も25条もどうなったのでしょうか、憲法違反ということになりますが、このままずるずる日を重ねても何のおとがめを受けないのが不思議です。
 生きること、働くことは基本的人権です。それが保障されない日本は文化国家とは言えないし、治安がよくないことと同時に由々しきことです。仕方がないんだとあきらめずに、それはおかしいと声を上げなくてはと思います。今の総理も前の人も、そして多くの議員も大変金持ちの家のようですが、その感覚ではこうした厳しさが肌で分からないのかもしれません。憲法違反を感じ、焦って恥じて、取り組みを始める政治家が出てきてほしいと思います。

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交通は、医療や教育、福祉などの施策をやりとげるうえでの基礎・土台です

 交通手段がなければ病院にも学校にも通えません。高齢化社会を正面に据え、公共交通をメーンとした交通体系へ転換することが不可欠です。
 土日の高速道路料金干円によって、地域の足となっている鉄道やバス、フェリーが大きな打撃を受けています。鳩山政権の高速道路無料化や暫定税率廃止が実現すれば、公共交通はさらに深刻なダメージを受けるでしょう。
 日本は高度経済成長期に自動車産業の育成を図り、自動車に適合した社会をつくってきましたが、現在はもうそういう時代ではありません。いまはマイカーで移動している人も、年をとればそうはいかなくなる。すベての政策を全面的に高齢化社会に向けて対応させていくという段階に入っているのです。
公共交通機関に対し、これまでの赤字の補てんという形ではなく、交通権という国民の基本的権利を保障するために必要な予算として、それなりの額は確保するという考え方を持つべきです。
 高速道路無料化で利用者がいちじるしく増加し、渋滞が発生するようになった場合には、新たな高速道路整備を求める声が出てくるという問題もあります。 ムダな高速道路はつくらないといっても、渋滞が起きればつくらざるを得なくなるのではないでしょうか。
  地方では生活交通を改善する取り組みが始まっています。4町が合併した長野県木曽町では、民間バス会社が撤退したため、住民の足を守ろうと町営バスを運行しています。運賃を100円と200円の均一にし、高齢者の1ヵ月定期代を800円にしたところ、公民館でのサークル参加者が増えたといいます。
 安すぎるという批判もあるようですが、運賃を値上げして高齢者が出歩かなくなったらどうなるか。家に閉じこもって寝たきりになれば、医療や介護で町の出費は増えるし、公民館のような施設も利用されないでしょう。商店街の活性化という面からも見なければいけません。単にバス運賃の額ではなく、トータルな効果を見る必要があります。
 生活の土台となる交通は地方自治体が責任を持つことが重要です。高速無料化に6000億円かけたり、暫定税率を廃止してガソリンを安くしたりするのではなく、こうした地方の取り組みを援助することを考えるべきです。そのことは、すべての人と環境に優しい社会につながるという点で、目指すべき先進的な方向と考えます。                           19日 赤旗
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 高速道路無料化の是非が今問われていますが、それはどんな意味がありどんな影響があるのか、考えさせられる記事です。道路はやはり生活には必要なものとの前提でこの記事は書かれています。その上で高齢化社会を見越して高齢者に優しい交通システム、公共交通の整備こそにお金を使うべきというのには賛成です。無料化のために高額の予算を使うことはありません。
  公民館でのサークル参加者が増えたというのも快挙ですね。
  家に閉じこもって寝たきりになれば、医療や介護で町の出費は増えるし、公民館のような施設も利用されないというのも納得です。商店街の活性化にもつながることです。
 交通関係は、子ども達も夢として、バスの運転手、トラックのドライバーなどをよく挙げます。夢の持てる職業であるためにも、また生活を支える交通であるためにも、高速道路無料化の問題と絡めて、大人、子ども共々考えてみたいことです。

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なんかすることなぁい?

     学童指導員の事例検討会から
 Hは4年生の男の子、すぐに怒ってドンドン足音を立ててどこかへ行ってしまう、学童では1・2年生の女子とおままごとしたりして遊ぶ、パソコン・ファックス・印刷機などの機器に興味がある、学校では保健室通いをしていたこともある、などの様子がまず報告された。
「あの水のやつ、いつ買ったん?」と指導員の所へ寄って来る。最近つけた家庭用アルカリイオン整水器のことである。「貝洗うの手伝ってあげる」と言うが本当は
整水器のことが知りたい様子。
 「使い方教えてや」以前、別の物の使い方を教えたら、それを管理するかのようになったので、今回も同じことになったら困ると思い断った。
 翌々日、「何か仕事ない?」と聞いてきたので「洗濯しといて」と、仕事を頼んだ。他にしてほしいことを思い出して言った。「洗濯終わったら、電話帳に登録してほしいのがいっぱいある。それを聞くとHは洗濯機をまわすだけまわして、そそくさとロッカールームに指導員を呼んだ。「これはどうする?、漢字?、ひらがな?、カタカナ?」「漢字とかひらがなとかにできるん?、カタカナだけかと思っとった。すごいやん。」と言うとHはほこらしげに「できるよ。しらんかったん。」と言う。この仕事はHしかできないのだと分かってほしいのだと思った、と指導員。
 ある日のこと、教えていないのに印刷機が使えたので「何で、使い方しっとるん?」と聞くと「暇な時、説明書読んだから知ってる。」
 それを聞いた4年生の女子達が「Hすごーい!、普通、説明書読んだだけやったら、わからんけど」みんなに誉めてもらって誇らしげな顔でHは作業していた。
 これがHの様子である。この子をどう見て、どう対応すればよいのだろうか。まず仕事と遊びの関係であるが、子どもにとっては仕事や手伝いといつても遊び的なものが含まれるのは不思議ではない。Hの場合も遊び心で指導員の手伝いをしようとしていると見る事ができる。おまけに機器が好き、説明書も読みこなすのだから4年生にしては上出来ど言える。その機器を独占し管理され、ひょっとしたら壊されることを指導員は心配しているが、それよりも好きなことを利用してもっとHを使い存在を評価するのも手だと言える。
 子ども同志で遊ばなくて大人との時間が楽しいという子は珍しくない。
 Hは、鉄道少年団というのを5年生と作り、自分は記録係をやっているという、細かい予定表(時刻表?)を作るそうである。なおさらこの特技(機器好き)を生かしたいと思う。子どもの力は無限で大きいとつくづく思う。指導員もいくつか仕事を頼んだり、Hとの会話が常時なされていて、ああHはこの指導員といると落ち着くんだと思いました。そんな指導員の存在も大事と言えます。

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全員参加型PTAで参加者倍増

全員参加型PTAで参加者倍増…東京   学期ごとに班で分担
 「できる人が、できる時に、できることをやろう」をモットーにした東京都江戸川区立清新第一中のPTA活動が注目を集めている。
 委員に選ばれた一部の保護者任せの運営を約3年前、保護者の交流を目的に全員が参加して、クラス単位で活動内容を決める方式に変更したところ、行事の参加者が大幅に増えた。引き受け手がなく、運営に苦労しているPTAが多い中、「清新システム」を見習おうと、周辺の学校のPTAから問い合わせが相次いでいる。
 先月28日、1年B組の教室では、PTAの学級活動の一環として、生徒の母親約20人が集まって茶話会が開かれた。テーマは小遣いと携帯電話だが、話題は子どもの学校生活全般に広がり、母親たちは相づちを打ったり、驚いたり。担任教師も出席し、各グループの会話に加わった。
 PTA会長の小沢政則さん(45)は「テーマを議論するというよりは、親同士の情報交換の場なんです」と説明する。
 清新一中のPTA活動はクラス単位が基本。保護者が十数人ずつの3班に分かれ、各学期1回の学級活動の内容を企画する。フリートーク形式の茶話会のほか、料理教室やAED講習会、高校見学会など。学校選択制で学区外から通う生徒も多く、保護者の親睦(しんぼく)が目的だ。1学期だけの担当なので負担が少なく、仕事を持つ親も参加しやすい。
 小沢さんは「親同士が顔見知りになれば、クラスで何が起きているのか、子どもの情報を交換できる。PTAが情報交換の場になれば、自然と足を運ぶ機会も増える」と指摘。2006年春の運営方式の見直し後、PTA行事の参加者は2~3倍に増えたという。
 従来は、クラスから選ばれた委員6人に負担がかかり、引き受け手がなかなか見つからなかった。「義務ではなく、ボランティアの精神。それが気軽に参加することにつながっている」と小沢さんは言う。
 学級活動で親の連携が深まれば、PTAが身近な存在となり、夏休み中の夜間パトロールや学校周辺の美化活動といった全体行事の参加者も軒並み増加。先月8日の美化活動には、生徒485人に対し、保護者171人が参加した。
 江口実副校長は「学級活動に教師が参加すれば、保護者とのコミュニケーションが図れ、生徒の情報も共有できる。先生がPTA行事に参加する機会が増えるという相乗効果も生まれている」と話す。
 こうした評判を聞きつけた周辺の小中学校のPTAから頼まれ、小沢さんらは清新システムの説明に訪れており、その数は昨年以降、10校を超えるという。小沢さんは「保護者が学校に関心を持てば学校が荒れる心配はない。関心を持つためにどうするのか。その一例が清新システムだ」としている。(12月16日  読売新聞)
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 一つの試みとして評価したいと思います。年1回世話をすればいいという気楽さが根源でしょうが、役員任せにせず全員参加型になるのもよいことだと思います
活動そのものの魅力を求めるよりも、交流と情報交換が目的というのも納得です。今、子育てで必要としているのはこのことだと思います。悩み、苦労、心配を交流することでどれだけ安心し、参考になることか、またパソコンにはない生の情報は顔を合わせてこそ得られます。どの親もつながりを求めているのだと思います。

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